「なんで私ばっかりやってんの?」
妻のその言葉にすぐ返事ができなかった
ゴミ出しもする
寝かしつけも時々やる
でもそれは“手伝っている”感覚だったのかもしれない
翌日
保育園の先生に聞いてみた
「共働きってどう支えればいいんでしょう」
先生はやさしく言った
「全部を完璧にやろうとしなくていいんじゃないですか」
「“頼まれる前に動く”」
「“今日の寝かしつけはやるね”とか」
「“洗濯回しておくね”とか」
「“気づいてくれてる”って感じるだけで
安心することって多いんですよ」
その日
初めて自分から言ってみた
「今日のごはん
俺が作るよ」
すると妻が少し笑った
“手伝う”から“一緒に担う”へ
大事なのは完璧さじゃない
気づいてひとつ動いてみることだった