「褒めなくちゃ」と頑張らなくても大丈夫

「褒めなくちゃ」と頑張らなくても大丈夫

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~ 魔法のグーサイン ~

子育てをしていると、
「子どもはたくさん褒めて育てましょう」
という言葉を聞くことがあります。

だから、

「ちゃんと褒めなくちゃ」
「もっと『すごいね』って言ってあげなくちゃ」
と思っているお母さまもいらっしゃるかもしれません。
でも、毎日の生活の中では、
いつも余裕があるわけではありませんよね。

朝の忙しい時間。
なかなか支度が進まない。
ごはんを食べてくれない。
おもちゃは出したまま。
何度声をかけても動いてくれない。

そんな毎日の中で、
「いつも笑顔で、たくさん褒めなくちゃ」と思ってしまいます。
でも、ここは、頑張らなくても大丈夫。

子どもに届く言葉は、
「すごい!」
「えらい!」
だけではないからです。
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~「褒める」より、「気づいたことを伝える」~

私は、子どもと関わるとき、
その子がしていることを、そのまま言葉にして返す
ことを大切にしています。

お子さんが靴を履いている時に
「履いてるね~」

お絵描きを夢中で楽しんでいたら、
「いっぱい描いてるね~。」

ブロックで何か作っていたら
「楽しいね~」

そんな言葉を返してみます。
特別な褒め言葉を考えなくても大丈夫。

目の前のお子さんを見て、気づいたことを言葉にする。
それだけでも、十分にあたたかい関わりになります。

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子どもが嬉しいのは、「見てもらえていた」ということ。

「靴を履いたね」と言われた子どもは、
「ママ、見てくれていたんだ」と感じるかもしれません。

「いっぱい描いてるね~」と言われたら、
頑張っていた自分の姿を、分かってもらえたと感じるかもしれません。

私たち大人も同じではないでしょうか。
頑張ったときに、「すごいね」
と言われるのも嬉しい。

でも、
「ずっと準備していたものね」
「大変だったけれど、最後までやったんだね」
と言ってもらえると、

「ちゃんと私のことを見てくれていたんだ」
と感じることがあります。

子どもも同じです。

評価してもらうことだけではなく、

自分の姿を見てもらえていること。

それが安心や嬉しさにつながっていきます。

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~「結果」よりも、「途中」を見てみる~

子どもの成長を見ていると、どうしても結果に目が向きます。

できた。
できなかった。
勝った。
負けた。
上手に描けた。
間違えた。

でも、子どもの育ちは、その結果にたどり着くまでの中にもたくさんあります。

「見ているよ」と承認することができます。


承認には5段階あると言われています。
① 結果承認 
  → 結果に対して承認すること
② プロセス承認 
  → 結果がどうであれ、そこに至るプロセスを承認する
③ 行動承認 
  → 結果が出る前でも、途中でやめたとしても行動したことを承認する
④ 意識承認 
  → まだ行動に現れていない段階でも、意識したことを承認する
⑤ 存在承認 
  → あなたの存在そのものを承認する


結果ではなく、その手前の、手前の、手前の 手前 から。
「見ているよ」と承認する。

そして、「見ているよ」という言葉でなくても、
私は、よく 「グーサイン」を送ります。

遠くからでも、お子さんにグーサインを送ると、お子さんは、にっこり。



~「褒める」から、「あなたを見ているよ」へ~

子どもが安心できるのは、

何でも上手にできる自分だから認めてもらえる場所ではなく、

できた日も、
できなかった日も、
嬉しい日も、
泣いてしまった日も、

「あなたはあなたで大丈夫」

と思える安心な場所なのではないでしょうか。


今夜、
お子さんにも、ご自分にも、

グーサインを送ってみてください。

心がホッと、安心で包まれます。


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