ジムから帰宅後、妻から
「あなたは自分の時間をすべて自分のために使っている」
と言われた。
土日も含めて四六時中仕事をしているように見えるのだろう。
共働きの妻からすれば、私は家庭に時間を割いていないように映っているのかもしれない。
もちろん私としては、家庭にも多少なりとも貢献している自負がある。それでもこのようなコメントをもらったのは、私自身の姿勢に改善の余地があるということだろう。
これは妻への不満を言いたいのではない。万人に通じる本質的な話だと思っている。
1. 他人の苦労は見えず、自分の苦労は見える
「なぜ周囲はスイスイ仕事をしているのに、自分だけこんなに苦労しているのか」
そう感じたことはないだろうか。私は以前強く感じていました。
その答えは明確です。
他人の苦労は見えず、自分の苦労だけが見えるからです。
よほど密接に仕事をしていない限り、他人がどれだけ苦労しているかは分からないものです。
ましてリモートワークが多いエンジニアであれば、なおさらだ。コンサルでもリモートワークなら同じことが言えるのではないでしょうか。
2. 自分の苦労が過小評価されるリスク
この前提に立てば、自分の苦労が他人に伝わっていない可能性は高いものです。
最悪の場合、「大変ではなさそうですね、では工数を下げましょう」と言われてしまうかもしれない。同じ商流で他にもチームメンバーが例えば10人いたら1人は切りましょうか。なんて話にもなりかねません。
もちろん一生懸命やっているこちらからすれば、心外です。
しかし、皆自分のタスクで手一杯なのだから、仕方のない面もあります。
顧客も含めて人間はいつも目の前のタスクで忙しい。
「自分のタスクが最も大変だ」と思っているのも人間の本質の1個であると思っています。
さてさて、いかに「自分の苦労をアピールすることが重要か」おわかりいただけたでしょうか。
何も対策をしなければ
「仕事で大して負担が大きくない人」
「家庭を顧みない人」
というレッテルを貼られる可能性があります。
3. 苦労は「数値」で可視化する
だからこそ、自分のタスクや苦労を数値で可視化することが大事です。
稼働率が100%(160時間/月)だとすれば、
Aタスク:20%
Bタスク:30%
Cタスク:50%
このように割り当てておくと、どこに負荷がかかっているのか、どれが重いタスクなのかを説明しやすいものです。タスクだけ並べるとどの程度負担感があるのかわからないからです。もしCタスクに50%、月80時間かかってればメスを入れようとするのが上流の会社の心情でしょう。
稼働率が120%を超えていれば、増員の議論にもなり得るし、逆に100%以下であれば、タスクの縮小や交代が検討される可能性すらあります。
見せ方としては、常に“120%の忙しさ”を感じさせるのが理想的です。
私は海外メンバーとの英語会議が週に1〜2回あり、朝は7:30、夜は22:30から始まることもありました。こういった情報は、会議後に即座にアピールするようにしています。
なぜなら、英語・早朝・深夜という三重苦の会議をこなせる人は少なく、それが自分の価値を高める要素になるからです。
また別のプロジェクトでは急ぎのタスクを依頼されて、1週間以内に作業の完了を任されたが土日を使って2営業日で終わらせる事ができました。
そして顧客にはどうどうとアピールすることができます。
早朝、深夜、土日の稼働はわかりやすいアピールになるのでおすすめではあります。ワークライフバランスとの兼ね合いは考える必要がありますが。
4. 私たちは「駒」である
言葉は悪いが、私たちはプロジェクトに配置された“駒”となります。
たとえば「PMO3人」「開発エンジニア5人」というように、人数ベースで考えられています。予算の制約の中で人数は重要な要素だからです。
合計してCタスクの負荷が100%を超えたら、人を増やす。
逆なら人を減らす。
非常にシンプルで、感情を交えた判断はなされにくい。
「駒扱いされたくない」と思うかもしれないが、大企業であれば数万人の中の1人である。
そうでもしなければ、経営層は誰をアサインすればいいか判断できない。
ただし、自分がリーダー側になった場合は違う。
10人以下のチームであれば、駒ではなく“人”として扱うべきである。個々の特性や事情が、チームパフォーマンスに大きく影響するからだ。
5. まとめ:苦労は、細かく即座に伝える
自分の苦労を過剰にアピールするのはカッコ悪いかもしれないが、まったくアピールしない人がほとんどである。
多くの上流の会社では週1回の報告で口頭チェックをする程度。勤怠を見て、残業が多くなければ「問題なし」と判断されることもある。
私たちは「下請けの1人」にすぎず、すべてのメンバーに目を配ってもらえるわけではない。
そのような手厚い配慮は、正社員ならではの権利であり、フリーランスには適用されない。
冷たいようだが、これはフリーランスという働き方の“自由”と“責任”の裏表である。
ちなみに、冒頭の妻の話に戻るが、私は固定資産税などの納税通知書を、あえて妻に見えるように置いている。ダサいかもしれないが、そうでもしないと長時間働いていることが正当化されないからだ。
最悪、「ふるさと納税の返礼品が増えて楽してるように見える」なんて誤解されるリスクもある。
**あなたの周囲は、基本的に「他人」**である。
だからこそ、「どうすれば他人に自分の頑張りが伝わるか」に意識を向けるのは、決して悪いことではない。
それでは、また。
新しいサービスはじめました!
招待リンクはこちら:
➡ https://coconala.com/invite/JGB98B
(コピーしてブラウザに貼ってください)
招待コード「JGB98B」で申し込みいただくと1,000円OFFになります
実質1000円未満でご相談が可能です!
※URLを全てコピーしてください。このリンクからでないと1,000円OFFの対象にならない場合があります。