正直に言うと小・中学生の頃は全く勉強ができませんでした。
小学校も高学年になると定期テストが毎月あると思いますが、私の記憶では多分一度も一発で合格していないと思います。
成績は2が殆どで時々3があり、4が一つあったらいい方…という感じでした。
これは中学でも変わらず、成績は150人中大体100位くらいで、まともな普通課への進学は危うい感じでした。
転機となったのは、中学3年生の夏くらいに母親が無理してつけてくれた家庭教師です。非常によい先生で、それから成績が上向きました。
初めのうちは先生に勉強の方法を教わりましたが、最終的には先生は質問するためだけに来てもらう、といった感じになりました。成績が上昇したのは、勉強のやり方を学習できたことが大きいのだろうなと思っています。
私は自分が勉強できるとはあまり思っていませんが、周りに居る頭のいい人は、大体自分の勉強スタイルというものを持っています。例えば暗記の仕方だったり、文の読み方だったり、復習の仕方だったり、100人いれば100通りの勉強スタイルがあることでしょう。
私が言いたいのは、家庭教師をつけることが大事、ということではありません。
「自分の勉強スタイルを作ること」が大事だということです。
世の中には様々な勉強のやり方が紹介されていますが、自分の身になるのは結局、自分で開発した勉強スタイルだけです。
私も先生に教わったのは本当に最初の初歩だけで、残りは自分で試行錯誤しながら独自に開発していきました。
結局のところ、私が小さい頃勉強ができなかったのは、やり方を知らないだけだったのかもしれません。
もし、あなたが勉強に行き詰まっていると感じたのであれば、一度やり方を変えてみることをおすすめします。