香りは、見えない心のシールド

香りは、見えない心のシールド

記事
コラム
私は塗香を、
「外の世界から、自分の時間へ戻る」ためのアイテムとして使っています。

人混みに入る前や、そこから出たとき。  
家を出るとき、帰宅したとき。

塗香の香りを感じることで、  
外の空気をいったんリセットして、  
自分の内側に戻る。

気持ちをまっさらにして、  
「ここからは自分の時間」と切り替える。

私にとって塗香は、  
そんな小さな区切りをつくってくれるお香です。

朝の通勤前に、香りのバリア

京都市内で働く私は、  
朝のラッシュ時の通勤電車にもまれます。

同じように、満員電車で朝から心をすり減らしている方もいるのではないでしょうか。

朝の電車の混雑は、  
何度経験しても「慣れる」ということがありません。

乗るたびに、同じくらい消耗する。

体力というより、  
気力が吸い取られていくような感覚です。

「これではいけない。  
朝からこんな気分で一日を始めたくない。」

そう思った私は、  
あるときから塗香を使うようになりました。

塗香(ずこう)は、粉のお香です。

さらさらとしたパウダー状で、  
商品によって感触はさまざまですが、  
私が使っているものは、片栗粉と米粉の間くらいのような触感です。

私はそれを手になじませ、  
香りをまとってから、朝の家を出ます。

すると、ふわっと香る塗香が、  
まるで盾のように、  
私の心を守ってくれるように感じます。

「香りは、見えない心のシールド」

心地よい香りを身にまとって外へ出る。

それだけで、  
外の世界に飲み込まれず、  
自分の心地よい世界を保ちながら過ごす。

私にとって塗香は、  
外の世界との間に、  
そっと境界線をつくってくれる存在です。

そして、外から帰ってきたときには、  
もう一度その香りを感じる。

「今日も一日、おつかれさま。」

そうやって、  
外の世界から自分の時間へ戻ってくる。

それが、私の塗香の使い方です。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す