“予定が変わっただけなのに、こんなにイライラする”あなたへ。心理学が教える“心の準備を崩されるつらさ”との付き合い方

“予定が変わっただけなのに、こんなにイライラする”あなたへ。心理学が教える“心の準備を崩されるつらさ”との付き合い方

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コラム

ちょっとした変更なのに、なぜか腹が立つ

土曜日の午後、久しぶりに友人と会う約束をしていた。
朝から家事を済ませ、出かける準備も整えた。
ところが、待ち合わせの直前になって「やっぱり1時間遅くしてもいい?」と連絡が来る。
別に急いでいるわけではない。
1時間くらい待てるはずなのに、妙に腹が立ってしまう。
「そのくらいで怒らなくても」と自分でも思う。
でも、気持ちは簡単に切り替わらない。
予定が少し変わっただけなのに、一日が台無しになったように感じることがあります。

予定には、心の準備も含まれている

私たちは予定を立てるとき、時間だけを決めているわけではありません。
何時に出かけるか、何を着ていくか、帰ったら何をしようか。
そんなことを考えながら、少しずつ気持ちも準備しています。
人は、これから起こることを予測できると、安心しやすくなる場合があります。
反対に、予想していなかった変更には、考え直したり、気持ちを切り替えたりする負担が伴います。
だから、変更そのものは小さくても、それまでの準備が崩れたように感じることがあるのです。

「変更が嫌だった」の中身を考えてみる

そんなときは、何が嫌だったのかを少し分けて考えてみてください。
予定が変わったこと自体が嫌だったのか。
せっかく準備した時間が無駄になったように感じたのか。
それとも、自分の都合を軽く扱われた気がしたのか。
同じイライラでも、その中身は少しずつ違います。
もし相手への不満があるなら、「次からは、もう少し早く知らせてもらえるとうれしい」と伝えてもよいでしょう。
一方、誰も悪くない変更なら、気持ちが切り替わるまで少し時間を取っても構いません。

心が追いつかないことも、話していい

予定の変更が苦手だと言うと、「もっと柔軟に考えればいいのに」と言われることがあります。
でも、頭では納得できても、気持ちが追いつかないことはあります。
そんなときは、「予定が変わると、どうしてもイライラしてしまう」と誰かに話してみてもよいでしょう。
話しているうちに、予定を守りたいという気持ちだけでなく、自分の時間を大切に扱ってほしかったことに気づくかもしれません。
予定どおりにいかないことは、これからもあるでしょう。
だからこそ、すぐに気持ちを切り替えられない自分を責めるより、何がそんなに残念だったのかを、少し丁寧に聞いてみたいものです。

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