“楽しみにしていたのに、前日になると行きたくなくなる”あなたへ。心理学が教える“予定の前に疲れる心”の休ませ方

“楽しみにしていたのに、前日になると行きたくなくなる”あなたへ。心理学が教える“予定の前に疲れる心”の休ませ方

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コラム

楽しみだったはずなのに、急に面倒になる

友人と会う約束をしたときは、本当に楽しみだった。
行きたかったイベントのチケットも取れた。
それなのに前日の夜になると、「明日、行くの面倒だな」と思ってしまうことがあります。
朝になれば、もっと行きたくなくなる。
そして、「あんなに楽しみにしていたのに、私は何なんだろう」と自分でも不思議になる。
予定そのものが嫌なのではなく、予定が近づいたときに心が重くなる人は、意外と少なくありません。

心は、予定が始まる前から働いている

臨床心理学では、人は実際の出来事だけでなく、「これから起こること」を想像したときにも心身が反応すると考えます。
何時に起きよう。
何を着よう。
遅刻しないようにしよう。
ちゃんと会話できるかな。
楽しみな予定にも、こうした小さな準備がたくさんあります。
特に普段から周囲に気を遣う人は、予定そのものより、そこへ向かうまでに心が先に働きすぎて疲れてしまうことがあります。

「行きたくない=本当は嫌い」と決めなくていい

直前に気が重くなったからといって、「本当は会いたくなかったんだ」と結論を出さなくても構いません。
ただ準備するエネルギーが足りないだけかもしれません。
人と会うモードに切り替わるまで時間が必要なのかもしれません。
そんなときは、予定の前に何もしない時間をつくる。
服や持ち物を早めに決めておく。
帰宅後には予定を入れない。
楽しむためにも、心の余白は必要なのです。

“行けば楽しいのに、行くまでがつらい”も話していい

この感覚は、「結局行けば楽しいんだから」と片づけられやすいものです。
でも、毎回予定の前に強く疲れるなら、そこには何か理由があるのかもしれません。
人と会うと無意識に頑張ってしまう。
断れない予定が多い。
楽しむことにも、どこかで「ちゃんとしなきゃ」が混ざっている。
ひとりでは分かりにくければ、「楽しみなのに、直前になると逃げたくなる」と誰かに話してみてもよいでしょう。
行きたい気持ちと、休みたい気持ちは同時にあってもおかしくありません。
どちらかを間違いにせず、自分が疲れにくい予定の持ち方を探していけばよいのだと思います。

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