導仁です。
「今、ちょうど人生の変わり目にいるのかもしれない」
そんな予感を、うっすらと感じることはありませんか。環境が少しずつ変わっていたり、
周りの人たちが新しいステージに進み始めていたり、
自分の中でも「このままじゃいけないな」と思うことが増えていたり。それなのに、ふと朝起きてみると、
目の前の日常は、昨日とほとんど変わっていない。
洗面台も、通勤路も、仕事の画面も、いつもと同じように並んでいる。「本当に、今って転機なんだろうか」
「何も変わっていないのに、ひとりで勝手に焦っているだけなんじゃないか」そんな気持ちが、胸の奥に渦を巻く朝があります。流れの真ん中にいるときほど、
私たちは「目に見える変化」を求めてしまいます。分かりやすい肩書きの変化とか、
住む場所や働き方の劇的な変化とか、
誰かに説明できる"分岐点"のような出来事とか。でも、多くの転機は、
一枚の写真におさまるようなドラマチックなものではなくて、
静かな日常の中でじわじわと進んでいくものなのだと思います。今のあなたの中では、
これまでなら選ばなかったほうの選択肢が、少し気になっていたり、
以前だったら我慢していたことに、違和感を覚えるようになっていたり。そんな小さなズレが、生まれているかもしれません。それは、外から見れば「何も変わっていない」に見えるかもしれない。でも、その小さなズレが生まれているということは、
昨日までの自分と、今日の自分が、
完全に同じではなくなってきているということでもあります。転機かどうかは、
あとになって振り返ったときにしか、分からないことも多い。だから今は、
「これが転機かどうか」を決めなくていいのだと思います。ただ、
胸の奥にうっすらと感じているその予感を、
「気のせいだ」と打ち消さなくてもいい。「何かが、静かに動いているかもしれない」
そのくらいの感覚を、そのままそっと持っていてもいいのだと思います。これって、転機なんだろうか。その問いに、今日すぐ答えを出さなくていい。
ただ、その問いが自分の中に生まれていること自体が、
もう何かの始まりなのかもしれないから。
導仁より。
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