何かを始めようとした時。
私たちは時々、
「自分にはまだ足りない」
と思うことがあります。
知識が足りない。
経験が足りない。
自信が足りない。
才能が足りない。
だから、
もう少し準備してから。
もう少し勉強してから。
もう少し自信がついてから。
そう考えてしまうことがあります。
どうも、
準備だけは一人前だった導仁です。
もちろん、
準備をすることは大切です。
知識も経験も、
ないよりあった方が良いでしょう。
でも。
時々思うのです。
私たちは、
本当に何も持っていないのでしょうか。
例えば。
誰かの話を聞く力。
誰かを思いやる気持ち。
失敗した経験。
苦しかった過去。
乗り越えてきた時間。
それらは、
目立たないだけで、
立派な財産なのかもしれません。
人は不思議なもので、
持っていないものはよく見えます。
でも、
既に持っているものは、
当たり前になりすぎて見えなくなります。
だから、
「何もない」
と感じてしまうことがあります。
けれど。
本当に何もない人なんて、
案外いないのかもしれません。
足りないものがあることと、
何も持っていないことは違います。
まだ足りない部分はある。
でも、
既に持っているものもある。
その両方が本当なのだと思います。
もし今、
自分には何もないと思っているなら。
少しだけ振り返ってみてください。
あなたが今まで歩いてきた道の中にも、
きっと何かが残っているはずです。
そして案外、
それこそが、
これからのあなたを支える道具になるのかもしれません。
導仁より。
あなたが少しでも安心してお話していただけるよう、
学び続けていきます。