NHK朝ドラ「あんぱん」に登場した、メイコが書いた詩「エクボのうた」。
「ないたとき、わたしががまんするの
わたしはなくのがにあわない
私はエクボがあるから」
一見、可愛らしく微笑ましい言葉ですが、私はこの詩を聴いてさみしい気持ちになりました。
それは、笑顔の裏に隠された悲しみが、行間から静かに伝わってきたからです。
メイコが伝えたかったもの
「泣くのをがまんする」という言葉。
その中には、メイコの強さと同時に、誰にも見せない苦しみが潜んでいます。
人前では笑顔でいるけれど、実は心の奥では涙をこらえている。
「エクボがあるから笑顔でいなくちゃ」そう言い聞かせているメイコの姿に、私は多くの人が共感するのではないかと思いました。
私たちもまた、日々の中で“笑顔を武器にしてがんばる”瞬間を、きっと何度も経験しているからです。
みんなで支える温かさ
ドラマの中では、そんなメイコを周囲のみんなが心配し、支えようとします。
一人で抱え込まず、周りの人たちの優しさに少しずつ癒やされていく姿は、とても胸に響きました。
そして何より心に残ったのは、夫・健太郎さんの存在。
最後に彼がメイコに寄り添い、やわらかいまなざしで受け止める場面は、観ているこちらまで涙がこぼれそうになるほどでした。
「大切な人がそばにいてくれる」その事実が、どんな苦しみも和らげてくれるのだと感じました。
朝ドラが教えてくれること
「あんぱん」には、温かさや優しさ、思いやりが随所にちりばめられています。
それは決して特別なことではなく、日常の小さな支え合い。
けれど、その小さな積み重ねが、誰かの心を救い、明日へと進む力になる。
メイコの「エクボのうた」は、単なる詩ではなく、人の強さと弱さ、そしてそれを包み込む思いやりの大切さを映し出したメッセージのように感じます。
咲良の願い
このドラマを通じて感じたのは、やはり「優しさの連鎖」が起きてほしいということ。
誰かの苦しみを想像し、そっと寄り添う気持ち。
泣いている人に「泣かないで」と言うのではなく、「ここにいるよ」と静かに手を添えること。
それが社会に広がれば、きっと生きやすい世界になっていくはずです。
メイコの詩が教えてくれたことを、私自身も大切に胸に刻みながら、今日も笑顔で過ごしたいと思います🌸