【クラリネット初心者向け】最初の1ヶ月で覚えたい楽典10選!これだけ分かれば楽譜がもっと読める

【クラリネット初心者向け】最初の1ヶ月で覚えたい楽典10選!これだけ分かれば楽譜がもっと読める

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音声・音楽
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こんにちは!

クラリネットを始めたばかりの頃、
「楽譜に書いてある記号の意味が分からない」
「音符は読めるけど、リズムが分からない」
「♯や♭がたくさん出てくると混乱する」
「タイとスラーって何が違うの?」

こんな経験はありませんか?

クラリネットの練習というと、運指や音の出し方に目が行きがちです。

もちろん、それらも大切。

でも、**楽譜を正しく読む力=楽典の知識**があると、曲の練習がグッと楽になります。

そこで今回は、クラリネット初心者が最初の1ヶ月で覚えておきたい楽典を10個に絞って紹介します。

全部を一度に覚える必要はありません。

「こういう意味なんだ!」と理解するだけでも十分です。


そもそも「楽典」って何?


「楽典(がくてん)」という言葉を聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。

簡単に言えば、

音楽の楽譜を読むためのルールや基礎知識

です。

例えば、

* 音符の長さ
* 休符の長さ
* 拍子
* 音の高さ
* ♯や♭
* 強弱記号
* 発想記号
* タイやスラー

など。

楽典は、楽譜を読むための「音楽の文法」のようなものです。

英語を読むのに単語や文法が必要なのと同じように、楽譜を読むにも基本的なルールがあります。


① 音符の長さを覚える


まず覚えたいのが、音符の長さです。

代表的なものには、

* 全音符
* 2分音符
* 4分音符
* 8分音符
* 16分音符

があります。

例えば4分音符を「1拍」と考える場合、

**4分音符=1拍**

**2分音符=2拍**

**全音符=4拍**

となります。

8分音符なら、

**8分音符2つ=4分音符1つ**

です。


🍕 ピザに例えると分かりやすい!

1枚のピザを「全音符」だと考えてみましょう。

半分に切れば2分音符。

さらに半分に切れば4分音符。

さらに半分に切れば8分音符。

つまり、

音符が細かくなるほど、1つあたりの長さは短くなる

ということです。


② 休符を覚える


音符だけではなく、**休符**も重要です。

休符は、

**「ここでは音を出さない」**

という音楽上の時間を表します。

例えば4分休符なら、

**4分音符1つ分の時間、休む**

という意味です。

初心者のうちは、

「休符=何もしない」

と考えてしまいがち。

でも実際には違います。

休符も音楽の一部です。

演奏していない時間も、きちんと拍を数えましょう。


③ 拍と拍子を覚える


次に覚えたいのが、

「拍」と「拍子」

です。

 拍とは?

簡単に言えば、音楽の中で規則的に刻まれる「時間の単位」です。

「1、2、3、4……」

と数える、あの感覚です。

 拍子とは?

その拍を一定のルールでまとめたもの。

例えば、

**4/4拍子**

なら、

> 1・2・3・4
> 1・2・3・4

という4拍を1セットとして音楽が進んでいきます。


クラリネットでは、楽譜を見ながら拍を感じることがとても大切です。


④ 小節を覚える


楽譜を見ると、縦線が入っていますよね。

この縦線で区切られた部分を、

**小節(しょうせつ)**

といいます。

例えば4/4拍子なら、基本的に1小節の中には、

**4拍分**

の音符や休符が入ります。

つまり、

拍 → 小節 → 曲

というように、音楽を整理して考えることができます。


 ⑤ ♯・♭・♮を覚える


クラリネット初心者が混乱しやすいのが、

♯(シャープ)・♭(フラット)・♮(ナチュラル)

です。

♯(シャープ)

音を**半音上げる**。

♭(フラット)

音を**半音下げる**。

 ♮(ナチュラル)

付いていた♯や♭などの変化を元に戻す。

例えば、

**ファに♯が付いていたら「ファ♯」**

となり、ファより半音高い音になります。

ここで重要なのが、

**「♯=黒鍵」という覚え方だけに頼らないこと。**

クラリネットでは、実際の運指と楽譜上の音名を結びつけて覚えていくことが大切です。


⑥ 調号を覚える


楽譜の最初のほうに、

♯が何個か並んでいたり、♭が何個か並んでいたりします。

これが**調号**です。

調号は、その曲の中で基本的にどの音に♯や♭が付くのかを示しています。

例えば、

**♯1つ**

なら、基本的に「ファ」に♯が付くことになります。

**♭1つ**

なら、基本的に「シ」に♭が付きます。

初心者のうちは、

「♯が3つ……もう分からない!」

となりがちですが、まずは

**「曲の最初にある♯や♭は、曲全体の音のルールを決めている」**

と覚えておきましょう。


 ⑦ タイとスラーの違いを覚える


これは初心者が非常に混乱しやすいポイントです。

どちらも音符を弧でつないでいるので、見た目がよく似ています。

でも、意味は全く違います。

タイ

**同じ高さの音をつなげる。**

音を切らずに、長く伸ばします。

例えば、

4分音符+4分音符をタイでつなぐと、

**2拍分の長さ**

になります。

 スラー

**異なる音を滑らかにつなげて演奏する。**

クラリネットでは、基本的にスラーの始まりでタンギングをして、その後の音は滑らかにつなげます。

つまり、

**タイ=音の長さをつなぐ**

**スラー=音の演奏方法をつなぐ**

と覚えると分かりやすいです。


 ⑧ 付点音符を覚える


音符の横に小さな「・」が付いているものがあります。

これが**付点音符**です。

付点が付くと、

**元の音符の1.5倍の長さ**

になります。

例えば、

**4分音符=1拍**

なので、

**付点4分音符=1.5拍**

です。




「1.5倍」と言われると難しく感じますが、

元の音符+その半分

と考えると簡単です。

つまり、

**付点4分音符=4分音符+8分音符**

です。


⑨ 3連符などの特殊なリズムを覚える


普通の音符は、

> 2つに分ける
> 4つに分ける
> 8つに分ける

というように、基本的には2の倍数で細かく分けていきます。

ところが、楽譜には、

**3連符**

というものも出てきます。

3連符は、

**本来2つ分の時間に、3つの音を均等に入れる**

リズムです。

例えば、

「1・2」

という時間の中に、

「タ・タ・タ」

と3つ入れるイメージ。

最初は難しいですが、口で

**「タタタ」**

と均等に言いながら練習すると分かりやすくなります。


⑩ 強弱記号を覚える


最後に覚えたいのが、**強弱記号**です。

代表的なものを覚えておきましょう。

| 記号 | 意味 |
| ------------- | ------ |
| p | 弱く |
| pp | とても弱く |
| mp | やや弱く |
| mf | やや強く |
| f | 強く |
| ff | とても強く |
| crescendo(<) | だんだん強く |
| diminuendo(>) | だんだん弱く |

ここで大切なのは、

**「f=大きな音を出す」だけではない**

ということ。

音楽における「強さ」は、単純な音量だけではありません。

音色や息の使い方、フレーズの方向性なども関係します。

だから、

> fだから思いっきり吹く!

ではなく、

**「この音楽をどう表現したいのか?」**

を考えることが大切です。


🎷 最初の1ヶ月は、この10個を覚えればOK!


ここまで紹介したものをまとめてみましょう。

クラリネット初心者が覚えたい楽典10選

**① 音符の長さ**
全音符・2分音符・4分音符・8分音符・16分音符

**② 休符**
音を出さない時間も拍として数える

**③ 拍と拍子**
音楽の時間を整理する基本

**④ 小節**
拍をまとめて区切ったもの

**⑤ ♯・♭・♮**
音の高さを変化させる記号

**⑥ 調号**
曲全体の音のルールを示す記号

**⑦ タイとスラー**
「長さをつなぐ」と「滑らかにつなぐ」

**⑧ 付点音符**
元の音符の1.5倍

**⑨ 3連符**
2つ分の時間に3つの音を入れる

**⑩ 強弱記号**
p、mf、f、crescendoなど


 🎼 楽典は「暗記」しなくてもいい


ここまで読んで、

「覚えることがいっぱいあるな……」

と思った方もいるかもしれません。

でも、最初から全部暗記する必要はありません。

大切なのは、

「楽譜を見たときに、その記号が何を意味しているのか分かること」

です。

例えば、

「この♭は何?」

と聞かれて、

「えーっと……」

となっても大丈夫。

楽譜を見ながら、

「あ、これはフラットだから半音下げるんだ」

と思い出せれば十分です。

何度も楽譜を読んで、実際に吹いているうちに自然と身についていきます。



 🎷 楽典が分かると、クラリネットの練習が変わる


楽典を勉強すると、単に「楽譜が読める」だけではありません。

例えば、

「なぜここで音を切るの?」


スラーやタイを確認する。

「ここはどうしてこの音が♯なの?」


調号や臨時記号を見る。

「このリズムが吹けない!」


音符の長さや拍を分解する。

というように、

「なんとなく吹く」から「楽譜を理解して吹く」

へ変わっていきます。

これはクラリネットが上達するうえで、とても大きな違いです。



まとめ


クラリネットを始めたばかりなら、いきなり難しい楽典を勉強する必要はありません。

まずは今回紹介した10個。

**音符・休符・拍子・小節・変化記号・調号・タイ・スラー・付点音符・特殊リズム・強弱**

このあたりを少しずつ覚えていきましょう。


そして、楽譜を見ながら、

「これは何を意味しているんだろう?」

と考える習慣をつけてみてください。

楽譜が読めるようになると、クラリネットを吹くことがもっと楽しくなります。




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