こんにちは、やんです😊
2027年1月からスタート予定の「こどもNISA」
すでにSNSやネットでも、さまざまな情報が出ていますよね。
制度の概要については、すでに多くの情報が出ているので、この記事では主に、
「こどもNISAを始める前に知っておきたい注意点」
という観点で、FP目線からこどもNISAの注意点を解説します。
そもそも「こどもNISA」とは
まずは簡単に制度を確認しておきましょう。
こどもNISAの概要はこちら👇
(出所:松井証券「こどもNISAとは?2027年から始まる新制度!」より
・対象年齢:0~17歳
・年間投資枠:60万円(1年間)
・非課税保有限度額:600万円(0~17歳の間の累計)
・対象商品:つみたて投資枠と同様(基本的に投資信託のみ)
・買い方:積立投資のみ(一括投資は不可)
この情報を知ったうえで、ここからが本題です。
こどもNISAを始める前に知っておきたい3つの注意点
①「600万円の非課税枠」が増えるわけではない
まず、ここはかなり重要です。
こどもNISAには、600万円の非課税保有限度額があります。
これを見て、
「子ども1人につき600万円。
さらに18歳になったらNISAの1,800万円も使えるんだ!」
と考える方がいるかもしれません。
ですが、単純にこどもNISAの非課税限度枠600万円+おとなNISAの非課税限度枠1,800万円=1人あたり計:2,400万円を非課税で運用できる、わけではありません。
上の図の中にも、18歳になったら、つみたて投資枠に「自動的に移行」と書かれていて、非課税枠が上乗せされるわけではないです。
未成年のうちに、こどもNISA枠600万円を活用しきった場合、18歳以降に活用できるNISA枠は、残り1,200万円になる、という解釈が濃厚です。
そのため、こどもNISAを急いで使うことよりも「ライフプラン全体を考慮し、1,800万円の非課税枠をどう使うか」を考えることの方が大事だと考えます。
とはいえ、未成年のうちからNISAを活用して投資運用を進めていくことには、私は賛成です。
理由は別の記事でお伝えしますね😌
② 贈与税に注意
親の口座から、子供の口座に資金を移動することは、生前贈与に該当します。たとえば、
「こどもNISAの非課税枠は600万円か。
じゃあ今のうちに600万円を子どもの口座に入れておこう!」
と考えていたとしたら、注意が必要です。
「暦年(れきねん)贈与」という言葉をご存じですか?
これは「年間110万円までの贈与なら贈与税がかからない」という税法上のルールです。
そのため、他の贈与と合わせて、子供1人あたり年間で110万円を超えないように贈与していきましょう。
「NISAだから税金がかからない」ではなく、NISAの非課税と、贈与税は別の話、ということです。
③ 12歳以降は自由に引き出せるわけではない
最後は、お金の引き出しについてです。
前提として、こどもNISAで運用するお金は、あくまでも子ども名義の資産であり、子供のための用途に限られます。
そのため、
「親が必要になったから、子供は12歳を過ぎてるし、ちょっと借りよう」
という使い方はNGです🙅♂️
引き出すときに知っておくべきルールは以下の通り。
1. 子供が12歳以降、子供の同意ありきで、親が引き出せる
2. 資金用途は「子供のため」(教育資金・生活費・留学など)
3. 18歳以降は、親は引き出せない
とくに重要なのは、「18歳以降は、親は引き出せない」です。
18歳を過ぎると成人として、お子さんご自身の意思で、お子さんだけがお金を引き出せるようになります。
そうなると以下のような資金乱用リスクが考えられます。
👇
・金遣いが荒く、欲しいものを次々買って使い果たす
・親の知らないうちに、NISA口座からまとまった金額を引き出してしまう
・教育資金として貯めていたのに、車や旅行など自分のために使ってしまう
ということにならないように、対策としては、子供が知らないうちにコッソリこどもNISAを始める、とか、理想は金融教育を一緒に考えておきたいですね。
まとめ
2027年から始まる「こどもNISA」に関して、お伝えしました。
運用は早く始めるに越したことはありません。
私はこどもNISAの活用を推奨します。
ですがその前に、制度の注意点を把握し、親自身の資産形成のバランスも考えて、家族全体でマネープランを考えることが大事です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
少しでもお役に立てたのなら幸いです。
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