「歌詞ってどうやって書くんだろう...」
「ただの出来事の説明になってしまう...」
この記事はそんなあなたへの歌詞を書くために必要な考え方を伝える記事となっています。
稚拙な文章ですがぜひ最後までご覧ください。
そもそも歌詞ってなんだ
皆さんはそもそも歌詞ってなんだろうって考えたことありますか?
私は、歌詞とは難解な手紙だと思っています。
歌詞を書くということは「歌詞とは〇〇」である。という考え方を自分の中に持っていないと難しいです。最初は納得することができなくても、いつか自分の言葉で「歌詞とは〇〇」を表現することが出来るようになるので、それまでは誰かの受け売りでもいいので〇〇を仮の言葉で埋めておきましょう。
それでは、なぜ歌詞は手紙なのか。それは、書き手から聞く人間へ明確に伝えたいメッセージがあることが多いからです。「筆者のこの時の心情を答えよ」ではありませんが、それに近いようなことを皆さん曲を聴いている時に行なっているはずです。その中で、「もしかしたら自分のことかもしれない」「自分の状況に似ている」「僕からあの人に伝えたいことじゃないか」と手紙の主役じゃないかもしれないにも関わらず、メッセージを探し出し、自分と照らし合わせ、思いを馳せるのです。
いやいや待てよ、聞き手が主役ではないなら手紙ではないんじゃないの?
言いたいことはわかります。しかし、難解な手紙というのが大事なのです。宛先も書いてなくて、わかりやすいメッセージも書いていない。宛先に関しては作詞家から大勢へ宛ててるかもしれないし昔の恋人へ向けているだけかもしれない。もしかしたらあなたからあなたの昔の恋人への想いを代筆してくれているかもしれません。つまり、難解な手紙というのは考察する余地があるということです。
考察する余地がある手紙には無限の可能性が広がっています。リスナーは自分に都合のいいように解釈できて、書き手は考察させるために謎を残したり、伝えたい人間にだけヒントを与えることもできる。公衆の面前で秘密の会話をすることだってできるのです。
”いい歌詞”という評価は、手紙としての難解さと聞き手の考察力のバランスがちょうどマッチしていた時に初めて生まれるものです。だからこそ、作詞家はリスナーの求める歌詞を見極めなければいけません。
結局歌詞ってどうやって書くの?
もっと細かい技術を知りたかった人もいるかもしれませんが、それはまた今度。今回は歌詞を書く上で必要な「歌詞とは〇〇である。」を紹介しました。歌詞とは難解な手紙であるということがすんなり体に馴染むことができている人はすごい人だと思います。「キャッチーにしなきゃ」とか「明るい言葉を使わなきゃ」みたいに、歌詞に対して「こうあるべきだ」という考え方があると、うまく分解してゼロから「歌詞とは」という根っこを埋めることがとても難しいです。私自身この考え方に至るまで時間がかかりました。
もし「歌詞とは〇〇」を仮の言葉でも埋めることができたら次はこんなことを用意しましょう。
・誰に伝えたいか
・何を伝えたいか
・どんなエピソードだったか
難解な手紙であることを納得してくれているならこんなことも考えて用意してみてください。
・どこを聞き手に考察させたいか
・どんな連想ゲームで遊ぶか
・カッコつけるために情景描写をひとつまみ
こんな感じで軽く考えてみましょう。慣れる前は紙に書き出すのも良いでしょう。材料が出揃ったらあとは簡単です。書きたいように手紙として順序立てて書き上げるのです。もちろん難解な手紙として、考察させることも忘れちゃいけません。
大方歌詞が出来上がったら「ここの表現がなんか違う」とか「こんな言葉ではうまく言い表せてない」という部分がたくさん出てくると思います。そうなったら最も時間がかかる修正の時間に入ることとなります。
「こっちの言葉だとこんなことが伝えられるけど、こんな意味を取りこぼしてしまう気がする」そんな悩みの中で何度も歌詞を修正しなければいけません。ですが、正直言って歌詞を書く上で一番楽しいのはこの時間です。悩みに悩んで、自分の脳内を表現するのに適切な言葉を見つけた時の気持ちよさというのは悩んだ時間に比例して格段のものとなります。せっかく悩むことが出来るほど真剣に向き合えている時は、ぜひ逃げ出さずに最後まで悩んであげてください。きっと良い歌詞が完成するはずです。
もし、「ぜひ歌詞を添削してほしい!」「もっと深く歌詞の書き方を教えてほしい」とおっしゃってくださる方がいらっしゃいましたらご気軽にご相談ください。(近日中にサービスの準備を整えます。)
最後に
拙著ではございますが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。これからも気が向いたら読む人のためになるようなブログを投稿してまいります。
もし私に興味を持っていただけましたら歌詞を書くお仕事をいただきたいです。よろしくお願いします。
ここまで長々とありがとうございました。それではまた次のブログでお会いしましょう。