「アダルトチルドレン」
―この言葉との出会いが、私の人生を大きく変えることとなりました。
私はアダルトチルドレンとして育ち、
長年『自分らしさ』を見失っていました。
今日は、その気づきまでの道のりをお話しします。
私がアダルトチルドレンだと気づいたのは、
もう40代も半ばでした。
29歳の時でうつ病を発症した時に、
「どうしてこんなことになったんだろう?」という気持ちから、
うつ病について解説された本を読みました。
「親との関係が根本原因になっている」
という気づきはありました。
ですが、
当時はまだ今のようにインターネットも普及していなくて、
それ以上、調べようがありませんでした。
それから10年以上経過したころ、
親とのある出来事から、
生きる希望を失いました。
あまりにもしんどくてどうしたらいいか分からず、
ネット検索をしていた時、
「アダルトチルドレン」という文字が目に飛び込んできました。
それが「アダルトチルドレン」を知るきっかけとなりました。
カウンセリングを受け、
親と共依存に陥っていると知りました。
親の経済的、労働的援助をしなければならないと
思い込まされてきたのですが、
それをすることによって、
いつのまにか親の自立を妨げていたのですね。
「やりたくないことをやらなければならなかった私は、
むしろ犠牲者だったのに、共依存なんて!?」と、
『共依存』という事実を受け入れることに、
強い抵抗が生じました。
ですが、
「ここを乗り越えないと人生は変わらないんだ」
ということが、直感的に理解できました。
『共依存』という事実を受け入れ、
「親の援助はもうしなくていいのよ、むしろやってはいけないの。」
という相談員さんの言葉を得て、
ようやく、
「親との境界線をひく」
ことができるようになりました。
これを機に、
たとえ親からどんな影響を受けようとも、
「自分の人生の責任は自分にしかとれない」
という事実をしっかりと受け止めました。
ほかにも、
幼少期から、いくつも生き辛さを抱えてきた私は、
アダルトチルドレンや心理学に興味を持つようになり、
忘れていた「カウンセラー」の夢を思い出しました。
機能不全家族に育った
アダルトチルドレンの精神状態は、
さまざまな場面で複雑に現れます。
そのため、
家族にすら理解されがたく、
苦しい状態が固定して、
希望ある未来を思い描くことも困難です。
私が、なんとかつまずきながらも、
あの生き辛さから脱してきた経験を、
同じような思いで過ごしている
あなたのお役に立てることを願って、
いまここにいます。
この気づきは、
私の人生の大きな転換点となりました。
次回からはもう少し詳しく、
*気づきのきっかけ
*変化への一歩
*回復へのプロセス
について、何回かにわたってお伝えしていきたいと思います。