AI画像生成では、最初の1枚よりも「修正」の方が難しいことがあります。
最初はかなり良い雰囲気で出たのに、少し直そうとしたら全体の印象が変わってしまう。
背景だけ変えたいのに、人物の顔まで変わる。
文字を少し整えたいだけなのに、構図まで崩れる。
こういう経験は、画像生成AIを使っているとかなり多いです。
原因は、プロンプトが短いからというより、修正前に「何を残して、何を変えるか」が決まっていないことにあります。
今回は、AI画像の修正がズレる時に、先に決めておきたい3つの基準を書きます。
## 1. 残す要素を先に決める
修正指示では、つい「ここを変えて」と言いたくなります。
でも、AIにとっては変える部分だけでなく、残す部分も重要です。
たとえば、人物の表情、カメラの角度、背景の雰囲気、色味、文字の位置。
この中で絶対に変えたくないものを先に決めておくと、修正の方向が安定しやすくなります。
「背景だけを少し明るくする。人物の表情と構図は変えない」
このように、残すものを一緒に伝えるだけで、仕上がりはかなり変わります。
## 2. 修正幅を小さくする
一度に多くのことを直そうとすると、画像全体が別物になりやすいです。
明るさを変える。背景を変える。服装を変える。文字を追加する。
これを一回の指示でまとめると、どこが優先なのか分かりにくくなります。
特にサムネイルやサービス画像では、少しの変更で印象が変わります。
最初は「明るさだけ」「余白だけ」「文字の大きさだけ」のように、修正範囲を狭くした方が安全です。
小さく直して、必要なら次に進む。
この方が、結果的に時間も戻し作業も減ります。
## 3. 完成形ではなく、判断基準を言葉にする
「もっと自然に」「もっとおしゃれに」「いい感じに」だけだと、AIはかなり広く解釈します。
人間同士でも、人によって自然さやおしゃれさの基準は違います。
AIに伝える時は、完成形そのものより、判断基準を言葉にした方が安定します。
たとえば、
明るすぎない
文字が読みやすい
人物が主役に見える
スマホで見ても要点が分かる
背景がうるさくない
こうした基準を先に置くと、画像の方向性がぶれにくくなります。
## 修正指示は、足すより整理する方が効く
AI画像生成は、プロンプトを足せば足すほど良くなるわけではありません。
特に修正では、情報を増やすより、残すもの、変えるもの、判断基準を整理する方が大切です。
最初にこの3つを決めておくと、同じ画像をベースにした調整がかなりやりやすくなります。
AI画像生成を始めたい方、プロンプトの組み方や画像の修正指示を学びたい方はこちらからどうぞ。
AI画像生成レクチャー
また、制作中の画像データや素材データが開かなくなった場合は、早い段階での判断が重要です。
データ復元