木のぬくもりと素材感でつくる、わが家のリビング。

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はじめに


前回の記事では、ナチュラルインテリアの特徴や、部屋づくりで意識したいポイントについてまとめました。

今回はその続きとして、ナチュラルテイストをベースに整えている、わが家のリビングを紹介します。

素材感と色でつくる、ナチュラルヴィンテージな空間

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わが家のリビングは、木のぬくもりとベージュ系のやわらかい色味を中心にまとめています。

部屋づくりで特に大切にしているのは、素材感です。家具のベースは木材を中心に、照明や窓まわりには紙のようなやわらかい質感のものを取り入れています。そこに、真鍮やアイアン、陶器などの素材を少しずつ重ねることで、ナチュラルな中にもほんのりヴィンテージ感のある空間に仕上げています。

全体的に木の色が濃いので、そのままだと少し重たい印象になりやすいですが、和紙のような軽やかな照明や、ベージュ系のラグ・ソファなど、面積の大きいアイテムにやさしい色味を取り入れることで、重さをやわらげています。

また、空間が退屈にならないように、所々にアクセントになるアイテムを入れているのもポイントです。真鍮の小物やアイアン素材、ハラコ柄のチェストなど、少し個性のあるものを取り入れることで、ナチュラルな空間に奥行きが出るようにしています。

小物には、赤・オレンジ・グリーン・ブラウン・ブルーなど、いろいろな色を使っています。ただ、色のトーンを合わせることで、バラバラな印象にならず、空間全体に自然となじむようにアイテムを選んでいます。

テレビを置かない、わが家のシアタースペース

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わが家のリビングには、テレビを置いていません。

テレビを置くと、どうしても生活感が出やすかったり、テレビボードとのバランスが難しかったり。壁掛けにする方法もありますが、わが家は賃貸なので、専用の部品を用意したり、設置方法を考えたりするのが少し大変でした。

そこで思い切って、リビングにテレビを置かないことにしました。

代わりに取り入れたのが、プロジェクターです。夜は、この白い壁に映画やバラエティを映し出して、夫婦でゆっくり観るのが日々のルーティン。照明を少し落として、ソファでくつろぎながら観る時間は、わが家の小さなシアター時間になっています。

以前の家では、日中もなんとなくテレビをつけっぱなしにしていて、常に音のあるリビングでした。でも今は、日中はテレビをつけず、過ごしやすい日は窓を開けて、外の音だけを感じながら過ごしています。

ニュースや情報を知ることはもちろん大切ですが、常に情報が入ってくる環境にいると、知らないうちに気持ちが疲れてしまうこともあります。

必要な情報はSNSやニュースで取り入れつつ、日中は少し情報から離れる。テレビを置かないことで、リビングがすっきり見えるだけでなく、穏やかな気持ちで過ごせる時間も増えたように感じています。

テレビの話題には少し疎くなりましたが、今の暮らしにはこのスタイルが合っているなと思っています。

一日の終わりにくつろぐ、わが家だけの映画時間

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最近、わが家に迎えたニトリの電動リクライニングソファ。

この背もたれを倒して、夜に映画を観る時間がとても気に入っています。

以前は、一人でも映画館に行くくらい、映画館で過ごす時間が好きでした。でも今は、白い壁にプロジェクターで映画を大きく映し出し、リクライニングソファの背もたれを倒して、好きな姿勢でくつろぎながら観る映画時間がとても心地よく感じています。その心地よさを知ってから、映画館に行く回数は少し減りました。

周りの目を気にせずに、笑ったり、泣いたりしながら観られる。そんな、わが家だけの映画館のような時間がお気に入りです。

ソファの横に置いているハラコ柄のチェストは、1年目の結婚記念日に購入したもの。夫婦でひと目見た瞬間に惹かれて、即決した思い出の家具です。

このチェストを取り入れたことで、シンプルだった空間に少し個性的なアクセントが加わり、味のある雰囲気になりました。

ハラコ柄はひとつひとつ表情が違うので、この柄のチェストは世界にひとつだけ。その特別感も含めて、わが家で一番愛着のある家具です。

照明は、アイアンのような異素材感のあるものを選んでいますが、丸みのある曲線的なフォルムなので、ナチュラルな空間にもやわらかく馴染んでくれます。

ソファやローテーブルも角が丸いデザインを選ぶことで、全体的にやさしい印象に。一方で、チェストやサイドテーブルのような直線的な家具も、木の素材感があることで空間から浮かず、自然に馴染んでくれています。

ナチュラルな空間は、やわらかい色や素材でまとめるだけでなく、少し個性のある家具を入れることで、より自分たちらしい部屋になると感じています。

仕事と暮らしを分ける、リビングのワークスペース

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リビングの一角には、仕事用のワークスペースをつくっています。

このスペースは、アイアン素材や黒いレザーなど、少し引き締まった素材を取り入れています。ただ、デスクやチェアの脚、デスクライトなどは丸みのある形を選んでいるので、無骨になりすぎず、ナチュラルな空間にも自然と馴染んでくれています。

ここでは、インテリア提案用の3Dパースを作成したり、資料をまとめたり、クライアントの方とZoomで打ち合わせをしたりしています。そのほかにも、家計簿をつけたり、事務的な作業をしたりする場所としても使っています。

休日には、夫がDIYでつくるものの設計をすることもあります。暮らしの中に自然とある、わが家の作業スペースです。

家で仕事をしていると、暮らしの中に仕事を持ち込みすぎてしまうことがあります。だからこそ、「仕事はここでする」と場所を決めておくことで、オンとオフの切り替えがしやすくなると感じています。

作業の途中で終わった時も、仕事道具や資料をこのスペースにまとめておけば、リビング全体が散らかることはありません。毎回きれいに片付けなくても、次の日に続きから取りかかれるので、作業効率もよくなります。

また、Zoomで背景になる壁には、お気に入りのインテリア小物をディスプレイしています。急な打ち合わせが入っても、特別に片付けたり、背景を隠したりしなくても、そのままテレビ電話をつなげられるようにしています。

インテリアの仕事をしているからこそ、画面越しに見える空間も大切にしたい。背景が整っていることで、クライアントの方にも「素敵なお部屋だな」「この人に相談してみたいな」と感じてもらえるような環境づくりを心がけています。

私たちなりのナチュラルインテリアのつくり方


少し長くなりましたが、今回は私たち夫婦のこだわりを詰め込んだ、わが家のリビングを紹介させていただきました。

木のぬくもりや紙素材のやわらかさ、真鍮やアイアンのアクセント、そして暮らし方に合わせたレイアウト。ただナチュラルにまとめるだけではなく、少しヴィンテージ感や個性も取り入れながら、私たちらしく整えている空間です。

私たちなりのナチュラルインテリアのつくり方を、少しでもお伝えできていたら嬉しいです。

ナチュラルインテリアを目指している方や、リビングの雰囲気づくりに迷っている方にとって、参考になる部分があれば幸いです。
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