こんにちは!
自己紹介もかねて、わたし自身のことを少しずつつづっていけたらと思っていますので、宜しくお願いいたします。
わたしは大人になってから、発達障害(ADHDとASD)と診断された当事者です。
発達障害とは?
生まれつきの脳機能の発達の偏りと、
その人が過ごす環境や周囲の人との関わりのミスマッチから、
社会生活に困難が発生する障害のことをさすそうです。
(参考:リタリコジュニア)
発達障害の種類
大きく3つの種類(ADHD、ASD、SLD)があります。
ADHD(注意欠如・多動症)には、症状の偏りによって
「不注意優勢型」「多動・衝動優勢型」「混合型」の3つのタイプがあり、
わたしは混合型だそうです。
つまり、不注意や衝動性があり、落ち着きもない(多動)特性を持っている ということです。
ASD(自閉スペクトラム症)については、
アスペルガー症候群という呼び名の方が有名かもしれません。
ASDの主な特徴としては
対人関係が苦手・強いこだわりがある 等が挙げられます。
わたしも昔から友達ができにくくて、いつも単独行動だったり
「なんか人と違う」と言われたりしてきたので
今思えば、ASDの特性が出ていたのでしょう。
ASDには基本的な3タイプ(積極奇異型・受動型・孤立型)と
特殊な2タイプ(尊大型・大仰型)の5タイプがあります。
わたしはどのタイプとはハッキリ言われていませんが、
自分では孤立型と受動型のミックスかなーと思っています。
ここからは、発達障害と診断された時の心境について書いてみたいと思います。
「やっぱりな…」という気持ち
医師に診断されるまで、ネットで見つけた自己診断をやりまくり、発達障害の本を読みあさっていたので
ASDだったことに、大きな驚きはありませんでした。
「やっぱりそっか…そうだよね」という感じで
納得感に近いものすら覚えてました。
驚きとショック、そして絶望感
意外だったのは、「ADHDである」という事実。
自己診断ではADHDのスコアは低かったため、驚くと同時にショックでした。
ASDだけでもしんどい現実なのに、ADHDまであるなんてキツすぎる…。
「これから先どうしよう…」と絶望的な気持ちになったのを覚えています。
発達障害の診断より先に「重い鬱病」とも診断されていた影響もあり、
自分が障害者であるという事実は本当に辛く、気持ちも落ちる一方でした。
(後で知ったことですが発達障害の二次障害として
鬱病を発症する人が多いみたいです)
現在の心境
診断当初は絶望と不安だらけの毎日でしたが、鬱病の回復に伴って
障害の受け止め方も 少しだけ前向きになってきた ような気がしています。
悩んでいたって人生やり直せるわけでもないし、障害者という事実が変わるわけでもない。
こういう自分と付き合って、残りの人生をなんとか生きていかなければいけない。
そういうことが、少しずつ時間をかけて「腑に落ちてきた」感じです。
グレーゾーンなら良かったとも思いません。
どちらにせよ、生きづらいことには変わりないですからね…。
いつかこういう自分を受け入れて、
気楽に生きていける道が見つかったらいいな~と思いながら過ごしています。
絶望したけど、これからは少しでも希望を持てる人生を送りたい。
まだ道半ばですが、少しずつ自分を受け入れる準備ができているような気がします。
診断されて苦しんでいる方へ
発達障害と診断されたあなたも、わたしと同じように苦しんでいますか?
わたしの場合、自分は障害者 だという事実の重さは
当時も今も変わらないけれど…。
自分という人間を理解するための
大きな助けやキッカケになったと感じているので、
いまでは
診断は必要なものだった と思えるようになりました。
ただ、受け入れるまでに
ある程度の時間は必要 だと思います。
わたしがこのブログを通して
同じ立場の方(診断を受けて苦しんでいる方)に伝えたいのは、
焦らなくていい。
辛い・苦しいと思う自分ごと、そのまま認めてあげてほしい
ということです。
辛い気持ちを否定しなくていいと思うんです。
だって、心が悲鳴を上げているのは事実なんだから。
事実は事実として認めてあげられたら、
少しだけ心は軽くなると思います。
泣きたいなら泣きましょう。
叫びたかったら叫びましょう。
心が感じていることを形にして、外に出してあげると
たぶん少し気持ちが変わりますよ。
ぜひ、試してみてくださいね!
どなたかの参考になれば幸いです。
今日はここまで。
お読みいただきありがとうございました!