息子の高校時代の選択と成長

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こんにちは、ほんわかです。今日は、息子がどのように高校を選び、その後どのように成長していったのかをお話ししたいと思います。

高校選びと入学までの道のり

息子は、中学校時代にさまざまな困難を経験しました。そのため、高校を選ぶときには、安心できる環境を見つけることが大切でした。いくつかの学校を見学した中で、自分の目で見て、耳で聴き、納得したのが養護学校(現在は支援学校)でした。
試験当日、息子は先生と生徒さん3人のグループで学力検査や体力・運動能力検査を受け、最後に面接(本人と保護者)を行いました。その日の帰り道、息子は「この学校に入りたい!」と笑顔で話し、入学への期待に胸を膨らませていました。
入学式では懐かしい知り合いと再会し、息子も嬉しそうでした。最初の2週間は送迎が必要でしたが、少しずつ電車や学校までの道のりを覚え、友だちと一緒に通えるようになりました。

高校生活がもたらした変化

息子にとって、高校生活は新しい可能性を広げるものだったようです。部活動に参加し、友だちと楽しく過ごす中で、「高校って本当にいい場所だな」と感じていた様子が、日々の表情や行動から伝わってきました。
もちろん、初めてのことに挑戦するときは緊張することもあり、吐いてしまうこともありました。それでも、先生や友だちからの温かいサポートを受けながら、少しずつ前向きに取り組む姿が見られるようになりました。

挑戦と成長:生徒会長とキャプテンへの道

3年生になるとき、息子は先生からの励ましを受け、生徒会長に立候補することを決意しました。結果、見事に生徒会長に選ばれることができました。それは息子にとって、大きな責任を背負う初めての経験でした。さらに、部活動ではキャプテンにも選ばれ、リーダーシップを発揮する中で、息子は一層成長していきました。
良い環境の中で、先生や友だちに支えられながら、新しい挑戦を乗り越えていく息子の姿を見て、親として本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

支援学校で得た親子の成長

私自身も、息子が2年生のときに保護者役員を務める機会がありました。月に1~2回学校へ行き、他の保護者と情報交換をしたり、一緒にランチを楽しんだりする時間が、私にとって大切なひとときでした。息子の友だちやその親御さんたちとの交流を通じて、たくさんの「宝物」をもらいました。
今でも、当時の親御さんたちと予定を合わせてお会いする機会があります。息子を通じて得られたご縁は、私にとってかけがえのない財産です。

障がいを持つ子どもが教えてくれること

障がいを持つ子どもは、親にたくさんの「気づき」を与えてくれる存在だと感じています。それは簡単なことではありませんが、困難を乗り越えるたびに親としての学びが深まり、人間としても成長していけるのではないでしょうか。
息子が支援学校で過ごした日々は、私たち親子にとって大きな意味を持つ時間でした。息子が高校生活を楽しみ、成長していく姿を見られたことに、心から感謝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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