メロディに合わせて歌詞を書いたはずなのに
歌ってみると、なんだか違和感がすごい。
そんな経験はありませんか?
多くの場合、『仮歌』の段階を飛ばして制作を進めてしまっている事に原因が多いように感じます。
文字として、あるいは文章として歌詞を書いたり読んでいるだけでは分からないことが、実際には非常に多く、
歌ってみることで初めて気付ける事が非常に多くあります。
例えば、
・音数を詰め過ぎて歌いづらい
・言葉の区切りが不自然になる
・メロディと言葉のアクセントが噛み合わない
・伸ばしたい音が伸ばしづらい
・文字で見ると自然なのに、歌うと違和感を感じる
・作文にメロディがついただけのように感じる
などなど多岐に渡ります。
こういったことは、実際に声に出して歌ってみることで初めて気付けることです。
つまり、
仮歌=曲を完成させるための必須工程
です。
例えば作詞をするとき、
「この言葉を絶対に使いたい!」
という気持ちになることもあると思います。
もちろん、それは大切なことです。
ただ、その言葉を実際にメロディに乗せて歌ってみたら、
「思ったより歌いにくいな」
「ここだけ言葉が詰まって聞こえるな」
「この部分だけ不自然に聞こえるな」
と感じることがあります。
そこで、
「言葉を少し変えてみよう」
「メロディを少し変えてみよう」
と調整する。
この繰り返しによって、歌詞とメロディの両方が自然になっていくことがあります。
そして、これは仮歌だからこそ気軽にできます。
最初から完璧に歌う必要はありません。
音程が多少不安定でも、歌唱力に自信がなくても大丈夫です。
大切なのは、
「実際にこの歌詞を、このメロディで歌ったらどうなるか」
を確認すること。
僕自身、オリジナル曲を制作するときは、歌詞とメロディを文字やMIDIだけで完成させるのではなく、実際に歌った状態を確認することを大切にしています。
なぜなら、最終的にその曲を聴く人が聴くのは、
歌詞でも、メロディでもなく、「歌」だからです。
だからこそ、
歌詞 → 仮歌 → 違和感を修正 → さらに歌って確認 → 本歌
という工程には、きちんとした意味があると思っています。
せっかく自分だけのオリジナル曲を作るなら、
「歌詞として完成した」
「メロディとして完成した」
だけではなく、
「実際に歌っても自然に成立する」
ところまで含めて、完成させたいですよね。
オリジナル曲を作るときは、ぜひ一度、完成前の段階で声に出して歌ってみてください。
思ってもいなかった「なにかが違う」が、意外と見つかるかもしれません。
とはいえ、制作を始めたばかりの方にはハードルが高い作業かもしれません。
そんな時はどうぞお気軽にご相談ください。
オリジナル曲制作のご相談も、お気軽にどうぞ。