こんにちは、松河沙奈(まつかわ さな)です
ココナラさんで占いや人生相談のメニューを提供しています。
実は私、これまでに3000件以上のご相談をお受けしてきました。
その中で特に多いのが「人間関係のモヤモヤ」。
とくに優しい方ほど、「なんで私ばっかり?」と悩んでしまう傾向があります。
今日はそんな方に向けて、人間関係がラクになる“3つのタイプ分け”をご紹介します。
心理学者アダム・グラントさんが提唱した「ギバー・テイカー・マッチャー」という視点。
これがまた、相談の現場でも“めちゃくちゃ使える”んです。
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ギバー・テイカー・マッチャーとは?
組織心理学者アダム・グラント氏による分類では、人は以下の3タイプに分けられるといいます:
- ギバー(Giver):人に惜しみなく与える人
- テイカー(Taker):自分の利益を最優先にする人
- マッチャー(Matcher):損得のバランスを取ろうとする人
この分類、実はめちゃめちゃ“現場で使える”んですよ。
「〇〇さんってギバーかも?」「あの人、マッチャーっぽいよね」と思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。
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でも、現実はもっと複雑です
もちろん私たちは、どれか一つのタイプに固定されているわけではありません。
たとえば、仕事ではギバーだけど、家庭ではついテイカー的になってしまうこともある。
あるいは、ギバーのように見えて、実は無意識にテイカー的なふるまいをしている…なんてことも。
つまり、「ギバーな人」「テイカーな人」ではなく、“ギバーモード”“テイカーモード”という状態なのかもしれません。
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相談現場で多いのは…?
ご相談をいただくケースで言うと、マッチャーがバランスを取ろうと苦しみ、ギバーが消耗し、テイカーが無自覚に恩恵を受けている…
そんな構図が多く見られます。
特に多いのが、“隠れテイカー”との関係性に悩むギバーさんのご相談です。
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隠れテイカーの見極め方
「でも…その人、パッと見は“良い人”なんだよね。でも…」
そんな“隠れテイカー”の特徴を、いくつかご紹介します。
心あたりのある人がいたら、ちょっとだけ距離感を見直してみても良いかもしれません。
- 他責思考が強い
- ギバーの優しさに甘え、与え返そうとしない
- 自分を“被害者”だと思い込んでいる
- 「自分はちゃんと与えてる」と思い込んでいる
- 「〇〇してあげたのに…」という感覚が強い(見返りが前提)
- ギバーの人に寄っていく(居心地よく、搾取しやすい)
- 自分の“与え方”が一方通行になってるのに気づかない
- 「私は頑張ってる」「人のために動いてる」と自認しているが、周囲とのギャップがある
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ギバー&マッチャーの傾向
💡 マッチャーは、自分で分かってる
「これくらいやったから、これくらい返してほしいな」がベースにあるので、
必要以上に自分を削る、自分が与えた以上に求める…ということは少なめ。
現代社会では、「まぁまぁ、それが普通やんな」っていうポジションかもしれません。
💡 ギバーは、自覚が薄い…?
これがまた面白いところ。
本物のギバーって、自分のことをギバーだって思ってない方が多いんです。
ご相談中に「すごく与え上手ですね」とお伝えしても、
- 「自分が与えてるなんて…そんなことないです」
- 「できる時に、できることを普通にしてるだけ」
- 「もっとすごい人沢山いるんです、私なんて全然まだまだです」
って謙虚な方ばかり。
ちょっとだけ自己評価が低めな方も多い。
中には、搾取されて傷ついて初めて「もしかして私…与えすぎる…?」と気づく方もいらっしゃいます。
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まとめ:やさしい人ほど、立ち位置を見直してみて
「やさしい人ほど、無自覚にすり減ってしまう時代」
だからこそ、自分の立ち位置や人との関わり方を見つめ直すことは、自分を守る第一歩になるのかもしれません。
あなたのやさしさが、無理のないかたちで活かされますように。
【参考文献】
『Give and Take ―「与える人」こそ成功する時代』
著:アダム・グラント(Adam Grant)
(原題:"Give and Take: A Revolutionary Approach to Success")