中学不登校/家が一番居心地がいいって思ってもらいたい

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コラム
病院からの診断を受け、息子の気持ちが「学校へ行けない」から「学校にはもう行かない」へ変わりつつあり少し元気が出てきた頃、私の頭の中でぐるぐる考えていたことがあります。

・学校へ行かなくてもいいけど、フリースクールなど家以外で居場所になるようなところに行った方がいいのではないか?
・このまま家族以外の誰とも関わりのないまま過ごしてしまって大丈夫なのか?
・勉強は好きじゃないにしても、どんどん遅れてしまって高校は行けるのだろうか?

ここに書ききれないほどたくさんある悩みをひとりで抱え込む。
もんもんと考えていると、あれこれ悩みが増えていくのはなぜだろう・・・


当時そのような心配事を相談する人もおらず、自分から話を聴いてもらうこともしなかったので、地元の不登校に関する情報を探したり、私と同じように悩んでいる保護者さんの発信を読んだりしていました。


息子がほんの少し元気になってくると、私も欲がでてきてしまって。
外にでるきっかけを作ろうと思い、フリースクールなどを探し始めました。
そこで見つけたのが、不登校の生徒に陶芸体験をさせてくれる場所でした。
週に一日2時間程度、いろいろな作品を作らせてくれます。
そして学校の出席扱いにもしてくれます。

何か集中してできることがあれば気分転換にもなるし、学校とも連携がとれている場所なので安心だなと思い、息子に話して申し込むことにしました。

でも、これが私の先走り行為。

息子自身はまだ外に出るほどのエネルギーはなかったんです。
明日以降のことを考えるのもしんどかった時期だった。
そこに私は気づけなかったんですよね、自分の心配事を優先してしまっていた。

陶芸教室は始めてから数回行っただけで、行きたがらなくなりました。
「せっかく申し込んだのにな・・・」息子に頼まれていないのに勝手に探し、行けないとなると勝手にがっかりしてしまう。
私はそうとう自分勝手で、息子の本当の気持ちに寄り添ってはいなかったと今の私は振り返る。


陶芸教室の先生に「ここを辞めた方がいいと思ってます」と事情を話すと、「辞めると早急に結論出さずに席だけは置いておいた方がいいよ。時間が経ってやっぱり行きたいと思うかもしれないから、ゆっくり見守りましょう」と言ってくれました。

「もしよかったら、お母さんだけでも来て作っていったらいいよ」
「今日はこんなの作ったよ、って見せてあげたら、自分もやってみようかなという気持ちになるかもしれないから」
そう言ってもくれたので、陶芸に興味があったのもあり、お言葉に甘えて私だけ週に1回通うことになったんです。


私は素直に自分の思いを話すことができなかったけど、陶芸の先生からは励ましや優しい言葉をたくさんもらいました。感謝しています。
途中何度か息子も一緒に行き、作るのは楽しそうでしたが結局続けて通うことはなく卒業しました。


この経験をして私は考え方を変えました。
本人が望んでいないなら、無理して外に居場所を探すのはやめよう。
息子が家族以外の人との繋がりがなかったとしても、家族は絶対にそばにいる。
「自分の家が一番居心地がいい」「家族は自分のことを信じてくれている」と感じてもらえるのが、今の息子にとってベストなことじゃないだろうか。

居心地がよくて安心して生活ができる環境づくり。
そのために私ができることはたくさんあるはず。
そして、息子とちゃんと対話をしようと思いました。

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