わんちゃんは飼い主よりも上になることってあるの?

わんちゃんは飼い主よりも上になることってあるの?

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昔、よく飼い主様から聞いたのは「絶対に飼い主よりも上だと思ってる」です。

切り捨てるようで申し訳ないですが、飼い主様がそう思っているのであれば、そうなのでしょうね。
しかし、「飼い主よりも上」ってなんでしょうか?

今日はそんなお話しをしたいと思いますෆ ̖́-‬


犬に上下関係はない


以前、「わんちゃんのヒエラルキーが存在しないって本当?」という話をしました。


すでに書いているため詳しい詳細は割愛しますが、犬に上下関係はないと断言してもいいでしょう。

なぜなら、犬にとって「群れ=家族」だからです。
確かに家庭によっては上下関係がある場所もありますが、現代では、一般的な家族間での上下関係ないとされています。

犬も同じです。

家族当然の飼い主に対して、犬は「上下関係」という目線では見ていないため、飼い主と犬の間には上も下もないのです。


上下はなくとも優劣はある


では、なぜ犬が言うことを聞かないのでしょうか?

確かに上下関係はありません。
そもそも「上下関係」とは地位や年齢といった、社会的な関係性を指します。
先生や生徒、上司と部下のような関係ですね。

しかし「優劣関係」はあります。
「優れているか」「そうでないか」の基準です。

なぜなら、犬の先祖である狼の行動が大きく影響されていると考えられているからです。

狼は、「α(アルファ)」と呼ばれる最も優れたオスをリーダーとして群れを成しています。
その連れ合いになるメスも次に上位の存在です。
そのほかの若い狼は獲物を追いかけ、経験豊富な狼が獲物を仕留めます。
これが、狼の狩りの仕方です。

そして、この狼の群れは基本的には6~10匹ほどの群れで狩りを行い、獲物を探すために1日で約20kmもの長距離を移動をし、それを可能にするため1匹あたり9kgもの肉を食べます。
そのために、如何にしていち早く獲物を見つけ、上手く狩りを行う必要がありますが、そのほとんどは群れのリーダーである「α(アルファ)」が判断します。

なので「α(アルファ)」には、いち早く獲物を見つける「観察力」と「判断力」、「戦略的能力」、群れを守るための「危機察知能力」などが求められるのです。

これらは全て「群れを守るため」に必要な能力になります。

一方で犬は、ここまで強くはありませんが、「群れを守る」という本能は変わりません。
つまり、犬は本能的に「群れを守れる飼い主」を求める傾向にある、ということです。

飼い主に「群れを守れる能力がない」と判断されれば、犬は「代わりに自分が群れを守る」と判断し、言うことを聞かなくなるのです。


人間の方が優れている


では、犬よりも賢くなくてはいけないのか?という話ですが、そうではありません。

考えてもみてください。
人は犬よりも劣っているのでしょうか?

人は知能があり、創造力がある。手先が器用で、何かを生み出す能力がある。独自の言語があり、言葉だけで理解する能力がある。
一方犬は顎の力があり、何かを噛み砕く力がある。優れた嗅覚や聴覚がある。全身を使ってコミュニケーションを取る。

本当に犬よりも劣っているのでしょうか?
そんなわけありません。

どんなに直感力は高く、優秀であっても、それを利用する方法を知っているのは人だけです。

心配せずとも、飼い主の方が優れています。
わざわざ偉くなろう、賢くなろうとする必要はありません。

ただ、犬が言うことを聞かないのは「犬から見て、犬を見ていない」だけです。

犬は様々なコミュニケーションツールを持っています。
犬が本当に伝えたいこと、やりたいことがわかれば無理に「しつけ」を行わなくても問題行動は減ってくるでしょう。

わからないことや不安なことがあればいつでも相談しますよ!


それでは、今回のお話は以上になります。
最後まで、目を通していただきありがとうございました♪

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