名前のついてない線の流れも見るのが手相鑑定師です。
この線ってなに?本にもネットにも書いてない!という線を持ってないですか?
お手本通り、型通りの手相を持ってる方はあまりいません。
みんな個性も特性もポテンシャルも生育環境も違うので当たり前のことですね。型にはめて読もうと思っても、うまくいかないことが多いです。
私が「丘線」に着眼するようになったご依頼者様のケースをご紹介します!
個人的に思い入れの深い方です。
手相鑑定の練習時、手の写真だけでどこまで読み取れるかを頑張っていたので、依頼者に具体的な背景は一切聞いていませんでした。
当時は手の形や丘、状態をメインに見ていて、そこまで線そのものに着眼していなかったのです。
3大線+補助線くらいかな。
よくある名前のついてる線だけ拾っていました。
しかし明らかにこれ意図があるよね!?っていう線の持ち主が現れたのです。
この女性の手相はこのような感じでした。
横線は障害線となりますが、金星丘という親指付け根エリアから第2火星丘といわれる場所に細かい魚の群れのように流れこんでいくのが見てとれました。
第2火星丘は抑制や忍耐の部屋です。
金星丘は活力や欲求が生まれる場所ですね。
身の内から生まれた欲求や自分のために使う力を、抑制の部屋にすべて流してしまっているように見えました。
そして指の曲がりが顕著。中指は自分自身をあらわします。
薬指側によっていくほどパートナーを頼る気持ちが出てきます。
そしてすべてのベースとなる手首線です。
ここの線て意外に大事。元気な方ほど濃くしっかりでてきます。
だいぶ薄いので家庭内で大変な事が多いのかな?という予測が立ちました。
一方で右手は魚群はあるけど少なめです。
小指下の水星丘に向かう財運線、薬指下に向かう太陽線、中指下に向かう運命線も出ていますが、どれも本数が多くて弱かったり蛇行しているので、目的が定まっていない感じはします。しかし右手は中指の曲がりは見られません。
お仕事されていますか?外で働いてる時の方が好きですか?と聞いたら、今は家庭に専念してるので働いていませんが、働いてた時の自分は好きでした、と。
手の左右差と現状をお伝えしました。
「毎日のことが、なんだかずっときつかった。今の自分は本来の自分じゃないと思っていた。そうか…自分は働きたいのかも」
ご本人にとって大きな気づきになったようでした。
とても嬉しかったです。
自分のことって自分じゃ分からないけれど、手には書いてありましたね。
この線はどこの丘からどこに向かうのか?に着眼するようになった、個人的に思い入れの深い方です。
出会いに感謝でした。