ロゴが古く感じるのは、会社が成長しているサインかもしれません
ロゴに対して、「特に不満はないけど、なんとなく古く見える気がする」「今の事業と、少しズレてきた気がする」と感じたことはありませんか。
それは、デザインの良し悪しというよりも、会社のフェーズが変わってきたサインかもしれません。企業は成長し、扱うサービスやお客様の層、会社として目指す方向も少しずつ変わっていきます。その変化に対して、ロゴだけが何年も前のままだと、どうしても「今の会社」との間に違和感が生まれます。
ロゴが古く感じるのは、会社が止まっているからではなく、むしろ前に進んでいるから起きること。そう考えると、ロゴの見え方は、企業の現在地を映す一つの指標だとも言えます。
ロゴは、少しずつズレていくもの
ロゴが作られた時点には、必ずその時代の前提があります。紙中心の時代、Web中心の時代、スマートフォンが当たり前になった時代。それぞれで、ロゴに求められる役割や見え方は変わってきました。
また、創業期と成長期では、ロゴに求められる印象も異なります。最初は親しみやすさが大事だったとしても、取引先が増え、採用にも力を入れるようになると、より信頼感や洗練された印象が必要になることもあります。
こうした変化は、急に起きるものではなく、少しずつ積み重なっていきます。そのため、ロゴも「急に合わなくなる」のではなく、「なんとなくズレてきた気がする」という感覚として表れることが多いのです。
いきなり変えなくていい、という選択
ロゴに違和感を覚えたとき、「全部作り直した方がいいのでは」と考える方もいます。ただ、多くの場合、いきなりフルリニューアルをする必要はありません。
線の太さを整える、文字のバランスを見直す、余白を整理する、デジタルでの見え方を調整する。こうした小さな調整だけでも、ロゴの印象は大きく変わります。見た目の雰囲気を大きく変えなくても、「今の会社」に合った状態に近づけることは十分に可能です。
むしろ、これまで積み上げてきた認知や記憶を活かすためには、大きく変えすぎないことの方が重要な場合もあります。
ロゴは「作った人」との関係性も大事
ロゴが一度きりの制作物だと考えると、「作ったら終わり」になりがちです。しかし、ロゴが企業と一緒に育っていくものだとすると、ロゴを見直すときに相談できる相手がいるかどうかは、とても大きな意味を持ちます。
会社のことを理解していて、これまでの経緯や意図を知っているクリエイターであれば、「なぜこのロゴなのか」「どこを変えるとズレが出るのか」といった部分も踏まえたうえで、適切な調整ができます。これは、初めて依頼する相手にはなかなか難しい部分です。
ロゴは、企業の歴史や判断の積み重ねが詰まった存在だからこそ、永く付き合える相手と一緒に、少しずつ整えていく方が、結果として強いブランドになりやすいと言えます。
ロゴの違和感は、見直しのタイミングかもしれません
ロゴを見て「なんとなく今と合っていない気がする」と感じるのは、決して悪いことではありません。それは、会社が成長し、変化してきた証でもあります。
フルリニューアルをするか、マイナーチェンジで十分か。その判断も含めて、一度立ち止まって整理してみるだけでも、ブランドの見え方は変わります。
MONDAY BLUEでは、ロゴを一度作って終わりのものではなく、企業と一緒に育っていく存在として捉えています。今の事業フェーズや、これからの方向性を踏まえながら、「今のロゴが、今の会社に合っているか」を一緒に整理するところからお手伝いしています。