ロゴデザインのヒアリング|空間をそっと明るくする存在|アーティスト|イラストレーター|金子なぎさ様

ロゴデザインのヒアリング|空間をそっと明るくする存在|アーティスト|イラストレーター|金子なぎさ様

記事
デザイン・イラスト

抽象絵画を中心に
日常の風景や自然から受け取った空気感を
柔らかい色と形で描き出すアーティスト
金子なぎささんのロゴデザインを制作させていただきました。


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こちらのnoteでは、
金子なぎさんのロゴ制作の記録を、
シリーズでお届けします。



ロゴデザイン制作を進めるにあたって
最初の要となるヒアリング。




デザインを制作するための情報、材料を集めるために、
まずはお客様へヒアリングを行います。



それでは早速、
金子さんの世界に触れていきましょう〜🎤✨





金子さんの想い・ビジョン




金子さんは作品を通して
「空間をそっと明るくする人」でありたい
という静かな願いがあります。


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桜風景


ご自身の絵が、お部屋の壁に1枚飾られたとき、
その前と後で、空気が少しだけやわらぎ、
その場所にいる人の気持ちが
ふっと軽くなってくれたら嬉しい──
そんなビジョンを持って、日々制作されています。




抽象へ“戻っていく”



セツ・モードセミナーに通われていた頃
金子さんが描いていたのは、
人物やモチーフをそのまま描く絵ではなく
抽象的な絵でした。



その後のイラストレーションのお仕事では、
エクササイズや美容など、
「何をしているか説明するためのイラスト」を
長く描いてこられましたが、



「これからは自分の描きたいものを、自由に描いていきたい。」



そう語られる金子さん。


写実的な描写よりも、抽象の方が
その時の空気感や雰囲気など
たくさんのことを表現できるという感覚を持たれており
金子さんは、日常にあるものを
さらに印象的に表現できると考えています

もう一度、抽象絵画の世界へ戻っていくこと。
そこに、これからの創作人生へのワクワクが
込められています。



自然とともにある暮らしへの憧れ



もうひとつのビジョンが、
「自然農」を取り入れた暮らしです。



ベランダでのガーデニングを通して、
虫を殺さなければいけないことに
ずっと違和感があったという金子さん。



そんな中で出会ったのが、
農薬も化学肥料も使わず、
自然の力と循環に委ねる「自然農」の考え方でした。


土も変えず、肥料もほとんど与えずに
25年間咲き続けているシクラメンの鉢がある。


人間が手を加えすぎることで、
かえって植物が弱くなってしまう…



そんな金子さんの実体験からも
自然界には無駄なものがなく
虫も草も互いに助け合って役割を果たしているという
金子さんの洞察があります。



“なぎさ”という名前に込められたビジョン



金子さんが教えてくださった
ご自身のお名前について。



「昔はちょっと男っぽくて嫌だなと思っていた時期もありましたが、
今はとても気に入っているんです。」



渚(なぎさ)は、
海と陸が出会う「境い目」の場所。

・波が寄せては返す音
・砂をさらう水の感触
・光がきらきらと反射する水面



そうしたイメージとともに、
“いろんなものがそこから始まっていく場所”として、
ご自身の在り方と重ね合わせて
大切にされていました。



絵を通じて、
海と陸の境界のような
「中間の場所」をつくること。




見る人の日常と、
少し先の明るい気持ちとの「橋渡し」になること。




そこに、金子さんの
アーティストとしてのビジョンが滲んでいます。




金子さんの大切にしたい考えや価値観



金子さんの根底には、
クリスチャンとしての信仰があります。
特に大切にされているのが、
聖書のこちらの一節です。


「いつも喜んでいなさい。
 絶えず祈りなさい。
 すべてのことにおいて感謝しなさい。」
ー テサロニケ第一 5章16〜18節




金子さんがかつて
大きな試練を経験したとき、
それまで馴染んできた仏教的な物の見方では
越えられない「なにか」があると感じ、
自ら教会の門を叩いたのだそうです。



それ以来、「喜び・祈り・感謝」は
金子さんにとって
日々の創作や生き方の根っこになっています。



すべての命への敬意


ガーデニングの話題になったとき、
何度も出てきた言葉が

「虫でも、なるべく殺したくないんです」

ということでした。


小さな虫にも、それぞれ役割がある

人間が肥料や農薬で環境を偏らせるほど、
害虫と言われる存在が増えてしまう

みんな「それぞれに頑張って生きている」


だからこそ、
なるべく自然のままに任せたいーー。
その優しい金子さんの眼差しは、
自然や命そのものへの深い敬意から
生まれているものだと感じました。


直感と「空気感」を信じる


制作の進め方についてお聞きすると、


「計画を立てても、全然その通りにならないんです。いつも“感覚”で描いています。」

と、おっしゃる金子さん。



写実的に「そのまま」を描くのではなく、
抽象表現を通して

そのときの雰囲気
場の空気感
言葉にならない感情

を描き出すことに、
いちばんの価値を感じておられます。



金子さんご自身はお客様にどう見られたいのか



金子さんからお話をお聞きする中で
自然農への関心や、信仰、抽象絵画など
いろいろな要素をひとつに抱え込める言葉として、
最終的には「Artist / アーティスト」が
一番しっくりくるように感じました。



静かだけれど、確かな信頼感


ご自身の印象については、


「あんまり目立ちたくはないんです。
 風景に溶け込んでいるくらいが、ちょうどいい。」


と話す金子さん。


一方で、尊敬している牧師さんについて
「静かで優しい」「信頼できる」「紳士的」と
表現されていたのが、とても印象に残りました。


-声を張り上げるタイプではない
-でも、そばにいると、なぜか安心できる
-静かさの奥に、揺るがない芯を感じる



そんな存在感は、
金子さんご本人の姿にも重なります。



好きなデザインのイメージ



ロゴの方向性の話になると、
はっきりとしたお好みが見えてきました。


派手すぎず、
でもどこかシャープで洗練された佇まい。


抽象的でありつつ、
余計なものを削ぎ落とした構築的なデザイン。


そんなロゴが、金子さんの中に
うっすらとイメージされていました。



ヒアリングからデザインへ


ここまでのヒアリングを通して、
金子さんのロゴデザインの要素が
少しずつ見えてきました。

-渚(なぎさ)という「海と陸の境い目」というアイデンティティ
-明るく穏やかな世界観
-抽象的な空気感・水のような透明感
-静かで信頼できる佇まい
-洗練されたシンプルさ・線の簡潔さ

これらは、単なる好みではなく、
金子さんの「生き方」や「信じていること」
そのものから立ち上がってきたキーワードです。

次回の記事では、
今回のヒアリング内容をもとに、

ロゴの軸となるキーワード整理

「なぎさ」という名前をどう造形に落とし込むか

A案・B案の方向性イメージ

など、ロゴデザインの原石となる
コンセプトを掘り下げていきます。

次回の記事も、どうぞお楽しみに!






私はヒアリングを通じて、
お客様ご自身も気づいていない価値や想いを引き出し、
心に響くストーリーを込めたロゴをご提案しています。

ロゴ制作のご相談は、下記よりお気軽にお問い合わせください。



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