「なぎさ」に宿る世界観をロゴにする|アーティスト・イラストレーター|金子なぎさ様

「なぎさ」に宿る世界観をロゴにする|アーティスト・イラストレーター|金子なぎさ様

記事
デザイン・イラスト
こんにちは。
ヒアリングを通して魅力を引き出し、形にする
ロゴデザイナーのみわわです。

抽象絵画を中心に、
日常の風景や自然から受け取った空気感を
柔らかい色と形で描き出すアーティスト、
金子なぎささんのロゴデザインを制作させていただきました。

夜の海.jpg
夜の海 Sea of Night



ココナラブログでは、
金子さんのロゴ制作の記録を、
シリーズでお届けしてまいりました。


今回は、その最終回です。


前回までの記事では、
ご提案したA案・B案について、
それぞれのコンセプトや、
ロゴの形に至るまでのストーリーをご紹介しました。


今回の記事では、
2つの案に込めた想いを振り返りながら、
最終的に選ばれたロゴについてご紹介します。



2つの「なぎさ」



金子さんのロゴでは、
お名前でもある「なぎさ」を
モチーフとして考えました。


ただ、同じ「なぎさ」という言葉でも、
どこに光を当てるかによって、
ロゴの印象は大きく変わります。


そこで初回提案では、
A案・B案、2つの方向性をご提案しました。

20.png




A案は、
境界線としての“なぎさ”。

海と陸の境界となる、
静かな渚の風景をモチーフにした案です。

世界観は、静寂と洗練。
造形手法は、構成的でシャープ。
感情のトーンは、安心感や内省的な印象。

静かな波打ち際のように、
目立ちすぎず、
空間にそっと溶け込む佇まいを大切にしました。



一方、B案は、
循環としての“なぎさ”。

金子さんの生活に身近な草花をモチーフに、
自然の中で生命が巡っていくような世界観を表現した案です。


世界観は、循環としなやかさ。
造形手法は、有機的でソフト。
感情のトーンは、親しみや穏やかな高揚感。


草花、光、生命の巡り。
そして互いに助け合いながら存在する自然のあり方を、
ロゴの形へ落とし込みました。




選ばれたのは、A案



最終的に金子さんが選ばれたのは、
A案「境界線としての“なぎさ”」でした。

logo.jpg


海と陸のあいだ。
どちらか一方に分けきれない、
曖昧で、静かで、移ろいのある場所。

その「なぎさ」の風景を、
シンプルな線と余白で表現したロゴです。

金子さんの表現には、
はっきりと説明しすぎない余白や、
見る人の感覚に委ねるような
おおらかさがあると感じていました。

A案のロゴには、
その静けさや、内側に広がる世界観を重ねています。


派手に主張するのではなく、
静かにそこに存在している。
けれど、確かに記憶に残る。

そんな佇まいを目指しました。


制作を終えて



今回の制作では、
金子さんの言葉をひとつひとつ受け取りながら、
その奥にある価値観や世界観を探っていきました。


自然との関わり。
抽象表現へのまなざし。
「なぎさ」という名前への想い。
静かで優しく、信頼できる佇まい。


ロゴの形を考えることは、
その方の歩みや感覚を
丁寧に辿ることでもあると感じています。


金子さんのロゴ制作を通じて、
想いや感覚をお聞きしながら、
これまで歩んでこられた道のりに敬意を込めて、
ひとつの形へと共に創り上げる時間を
ご一緒させていただきました。

金子さん、
このたびは大切なロゴデザインをお任せいただき、
本当にありがとうございました。


金子さんの作品が、
これからもたくさんの方の心に
静かに、やさしく届いていきますように。





当サービスでは、お店を始めた背景や屋号に込めた想いを丁寧に伺い、  
そのお店らしさが伝わるロゴをご提案しています。

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