内気な子供と許せる親と。

内気な子供と許せる親と。

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コラム
ハロウィンイベントで「トリック・オア・トリート!」
と言うとお菓子が貰えるんだけど、うちの下の娘はこれが言えない。
言いたくないし、黙り込んでしまう。

それを見ていて、ふと昔の自分を思い出した。

私は小学校の頃、給食当番が物凄く嫌で学校を休んだことがある。
みんなの前で「今日の給食当番のまみです、宜しくお願いします」
と言わなきゃいけなかった。

恥ずかしかったというより
「なんで別に立候補したわけでもないのに、
みんなの前で『宜しくお願いします』なんて言わなきゃいけないの?」
って、強制されることに怒っていたのだ。

母は「みんなやりたがるのに不思議ねぇ」
と言いながらも、給食当番をしなくて済むように
学校に電話を入れてくれた。

だから、わかる。
今の娘の気持ちがわかる。
(トリックオアなんとかって何だよ
意味わかんない、言うもんか。)

ですよねー(笑)って感じ。
わかるから、許せる。

……と、ここでまた思ってしまうのだ。

じゃあ、学校をさぼる上の娘のことは
なんでこんなに許せないんだ?って(笑)。

結局のところ、自分が通ってきた道
(経験して受け入れられたこと)は許せても、
自分が通ってこなかった理解できない道は、
反射的に「なんで!?」って怒ってしまうんだよね。

もし私が昔、なんとなく「さぼること」に、
「まあいっか」と自分にオッケーを出せていたら。
きっと今の上の娘にも「まあいっか」が出せていたのかもしれない。

でもね、そう考えると世の中の出来事って、
ぜんぶ無駄じゃないんだなって思う。

どんな経験も、いつか誰かを理解するためのヒントになるし、
自分をゆるめてあげるための大切な材料になっていく。

許せる自分も、つい怒っちゃう自分も...
だから、あなたも私も、きっとこれでいいんだよね。
うんうん、大丈夫だよ。これでいいんだよ。
そんな風に、今日も自分に「まあいっか」
をあげて、ゆっくりといこうじゃないか。

はっぴーはろういん



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