結論は「使いたいテーマを使えばいい」ですが、他人にあえて有料テーマを推奨するという謎行為にはそれなりの理由があります。どんなテーマを使うかを選ぶのは、そのウェブサイトを作る人、ウェブサイトの所有者になる人が自ら探すものであって、英語圏の潤沢なテーマ、日本語圏でなぜか人気と知名度があるテーマどれに行き着いてもその人の自由です。
有料テーマを推奨する人が多いのは、その有料テーマを売り込み、売れるとアフィリエイト報酬が手に入るからです。Twitterでも精力的に開発に取り組んでいる人、グループがありますが、そういうテーマに限って現場経験が少ないのか、テーマに組み込む能力がないのか、Schema・PWA・AMP・OGP周りが貧弱で結局プラグイン入れないといけない有料テーマがほとんど(アフィリエイト報酬がある)です。お金になるから宣伝してるだけなんです。
デザインが他のテーマと比べて格段に優れているか、表示速度も優れているかというとそうでもないです。Gutenberg用の優れた機能があるかというとそんなこともなく、英語圏の無料のプラグインを入れていれば、WordPressを重くすることもなく、無料テーマで同じことかそれ以上のことができます。ウェブの世界で、かつ、Google翻訳もワンクリックで使える環境なんですから、ツールが英語かどうかはあまり関係ない話です。便利なら英語のものでも探して使えばいいだけです。
単に英語圏にある優秀な大量のテーマを知らない・調べる時間もない人にとって、なぜかTwitterで人気がある…っぽい有料テーマを買っておけば損はしないだろうという感覚があるようで、結局有料テーマ買ったのに3ヶ月も続かず、1年もしたらフェードアウト、3年もしたら跡形もなく消えているなんてことも多いです。その程度のこだわりと覚悟だったのなら、同等のデザインにできる無料テーマで良かったのでは???と思うのですが、フォロワー・フォロー関係か、教えてくれた人がそういうカモにできそうな人を食い散らかすタイプの人だったか、実態は悲しいですがそんなものです。
WordPressの有料テーマの販売で食っているというのは、2023年現在のアクティブユーザー数から考えるとさすがに生活するほど売るのは無理があるので、より必死に有料テーマを売り込もうとしているのかもしれませんが…。その道で食ってくんだったらプラグインを作るなり、他のテーマを作るなりすればいいだけ(テーマを作れるならそのスキルもあるはず)なので、それをしないのも、それはそれでまたおかしな話で、1つ、2つの有料テーマしかおすすめしていない(そもそもおすすめする意味が分からないし、その必要がない)のは、それが数少ない売上につながるからです。一部を除き、上位互換のテーマを試していない(探していない)人でしょう。本当に良いテーマだからおすすめしているわけではないんです。
ブログやウェブサイトを始める時には、大前提として目的と運用期間等をきっちり検討してください。1年間だけ必要なウェブサイトなのか、ポートフォリオを載せたい(CanvaウェブサイトやWixやnoteでもいい話になる)だけなのか、有料テーマにもサーバーにも課金して運用する意味があるのかよく考えてから決済しましょう。
有料テーマのライセンスによっては1ドメインに1つテーマを購入しないといけないものもあるので、オープンソースのCMSであるWordPressでなんだその束縛は…と失礼な感じもする有料テーマもあります。
テーマを変更しても、ウェブサイトのコンテンツが維持されるように環境構築しましょう。魅力的なテーマは大量にあり、唐突に訪れるデザイン変更欲にすぐ対応できるように、パーマリンクやSEO Descriptionなどはプラグインに任せたほうが良いケースが多いです。有料テーマのアップデートが来なくてWordPress本体の最新バージョンで編集機能が死ぬこともあるため…。
何でもかんでもテーマ頼りにするとあとで後悔します。有料テーマだとそのダメージが作業時間の増加だけでなく、お財布にも直撃しますので、最初は無料テーマで環境構築に慣れるのが無難です。
無料で超優秀なテーマの方が多いので、無料テーマを使ってその開発者様に寄付や投げ銭したほうがだいぶ良いかと思います。もちろん有料テーマがよければ、予算と経費とコストと…色々計算した上で無駄になっても別にいいというのであれば好きなテーマを買って使えばいいと思います。
あなたのウェブサイト運用の目的と希望に合うテーマを選びましょう。