【夫の急性骨髄性白血病③】やってあげたいことと、本人がしてほしいことは違ったこと

【夫の急性骨髄性白血病③】やってあげたいことと、本人がしてほしいことは違ったこと

記事
コラム
今日は旦那さんの「抗がん剤治療中の面会」について。



白血病になってから、
パートナーとして私なりに色々サポートしてきました。



でも最近、
「私がやってあげたいこと」と
「本人がやってほしいこと」って、違うんだな〜
って思った出来事がありました



今日はその話について。



旦那さんが入院してから、
「お見舞いに行ってもいい?」
と、何人かの方から連絡をいただいていました。



でも、私はずっと断っていました。



抗がん剤治療をすると、
白血球などが下がって感染症にも気をつけなきゃいけない。



だから、
「今は人に会わせない方がいいよね」
って思っていたんです。



それともう一つ。



旦那さんって、
弱っているところを人に見せたくないタイプ。



辛そうなところもそうだし、
髪の毛が抜けた姿だって見られたくないだろうな〜と・・・



だったら、
「元気になってから会えばいいじゃん。」
私はそう思っていました。



でも、2種類目の抗がん剤を始めた頃。
なかなか思うような結果が出ない。
むしろ病気の勢いは強くなる。
副作用もかなり辛そう。



そんなある日、
旦那さんが突然、



「考えたんだけど、元気なうちに人に会っておこうと思う。」
と言いました。



え……。
その言い方やめてよ💦



って思って、
「死ぬ前に色々な人に会っておこう、みたいな考えはやめてよね。」
って言ったんです。



そしたら、
「そうじゃないよ。」
って。



「人に会って活力をもらいたい。治療に耐えるために、人に会いたい。」
って言われました。



あーーー。
そっちか。
確かに。



これはちょっと目から鱗でした✨



私はずっと、
感染したら大変。
疲れたら大変。
弱っている姿を見られるのも嫌だろう。



って考えて、
旦那さんのことを考えているつもりだったんです。



でも、それって、
私が「やってあげたいこと」だったんですよね。
本人が「やってほしいこと」とは違った。



考えてみたら、
入院生活って本当に孤独。



もう1か月以上、
家族と病院の方以外にはほとんど会っていない。



外が暑いのかどうかだって、
病室にいたらよく分からない。



毎日毎日、病院の中。



そりゃあ、
友達にも会いたくなるよね。



ということで、
本人の体調と病院にも確認しながら、
少しずつ面会を受け入れることにしました。



そしたらね。
やっぱり違うんです。



面会の日は、
いつもよりちょっとしっかりしてる!



「明日は誰が来るんだっけ?」
って聞いてきたり、



人が来るとちゃんと受け答えしたり。
少し覇気が出る。



人に会うって、こんなに力をもらえるんだな〜と思いました。



もちろん、
だから面会した方がいいですよ!
って話ではありません。



抗がん剤治療中は感染に十分注意しなきゃいけないし、
その日の体調もある。



実際、面会が終わったあとは、
結構疲れています・・・



なので、そこは絶対に無理をせず。
本人の体調を確認して、
病院や先生とも相談しながら、ですね。



でも今回、
パートナーとして一つ勉強しました。



やってあげたいことと、本人がやってほしいことは別。



良かれと思って、
「こうしてあげよう」
って先回りするより、



「どうしたい?」
って聞くことも大事なんだな〜って。



死ぬ直前、
本人の意識が朦朧としてから会ってもらうより、



まだ話せるうちに。
まだ笑えるうちに。



そして、
人に会うことが「生きる活力」になるなら、その時間も大切にしたい。



私はそう考えるようになりました。



面会の予定が一つ入るだけで、
「明日は○○が来る」
っていう楽しみが一つ増える♡



今はそんな小さな楽しみも、
治療を頑張る力になってくれたらいいな〜と思っています。



さて。
明日は誰が来るかな😊



今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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