The head of health dissolving into the head of mentality
この文章をどう訳すかでだいぶ意味合いが変わってくる。
※ここではルディア版の解釈は使いません。
双子座は文字通り「双子」、つまり、あるひとつのものが2つに分かれたものを指す。
似て非なるものに「天秤座」があるが、明確な違いは天秤座の場合、出所が異なるものも含まれるところ。
双子座はあくまでももともとは「ひとつ」だったという点が大きく異なる。
head という単語は、頭部そのものやマインドを指す以外に、組織のリーダーや組織の中の最も重要なポジションを指すこともある。
ここでの headをリーダーや統括するもの、という意味で捉えて意訳したものが、今回のブログのタイトルである。
「The head of health」は、身体の健康を司るもの。
さしずめ中枢神経か。
「the head of mentality」は思考を司っているマインドだ。
幼少期〜青年期と中年期以降で圧倒的に変わってくるのが、内面と外面の関係性だ。
前者の場合、あまり関連性がない。
たとえば、「性悪な美女」は存在し得る。
内面の闇はいくらでも外面で覆うことができる。
どんな邪悪な思考を抱いたところで、よほどでない限り健康を損なうところまではなかなかいかないし、一時的にいったとしても回復も早い。
しかし、中年期以降ではそれができなくなってくるのだ。
感情の波や思考癖はじわりじわりと外面に染み出してくる。
同時に、自律神経をはじめとした各臓器への影響も顕著に、そしてすぐに現れるようになる。
内面と外面は、ひとつに溶け合っていく(dissolving into〜)。
「40 歳になったら、人は自分の顔に責任を持たねばならない」。
第16 代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンが残した言葉である。
内面と外面はもともとひとつの個体なのだから当たり前と言えば当たり前だ。
幼少期〜青年期は、神様がくれた準備期間と言えるかもしれないが、なかなかこの時期に内面に意識を向けるのは難しい。
徐々に内面が外面に染み出していくのを目の当たりにして、人は初めて自分を見つめ直そうと思い至る。
思い至ればいい方で、単に「歳だから」で片付けてしまったらチャンスを逃すことになる。
今は美容整形が進化しているので、外見だけ整えることが可能にはなってきたけれど、それもまた目覚めのチャンスを逃すことになる。
そして、このサビアン・シンボルは、人類の悲願を叶える可能性を秘めているとも言える。
逆に言えば、老化や病気は、メンタル次第でどうにでもなる!ということだからだ。
科学の分野でこの手の研究が今盛んに行われており、「老化は病気だ」と公言している人もいるけれど、わたし自身も密かにそう感じている。
でもキーは、あくまでも思考と感情、過去、そして瞑想だ。
タロットと占星術でヒーリングする Space R