社会生活を送っていると、心ない言葉を投げかけられたり、見下されたり、否定されたりすることがあります。
「どうして、あんなことを言うのだろう」
「私が何か悪いことをしたのかな」
そんなふうに、自分を責めてしまう人も少なくありません。
優しい人や真面目な人ほど、相手の態度にも理由があるのではないか、自分にも直すべきところがあるのではないかと考えてしまいます。
けれど、誰かに傷付けられたとき、すべての原因を自分の中に探す必要はありません。
いつも人を傷付ける人には、共通して見られる心の状態があるのです。
【人を傷付ける人の本当の正体】
あなたを傷付ける人の多くは、自分自身の心に不安や満たされなさを抱えています。
自分に自信がないから、他人を見下して安心しようとする。
誰かを否定することで、「私はこの人よりも優れている」と、自分に言い聞かせようとするのです。
また、自分の言葉によって相手が困ったり、傷付いたりする姿を見て、自分には影響力があると確認しようとする人もいます。
つまり、その人の言葉や態度は、必ずしもあなたに原因があるからではありません。
その人自身の心にある不安、劣等感、嫉妬、怒り、寂しさなどが、外へ向かって表れていることが多いのです。
【人を傷付ける人によく見られる特徴】
人を傷付ける人には、次のような傾向が見られることがあります。
・他人と自分を比べることが多い
・自分の失敗を認められない
・相手を思いどおりに動かそうとする
・嫉妬心や競争心が強い
・ストレスのはけ口を探している
・相手の気持ちを想像することが苦手
もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。
ただ、心が満たされている人は、わざわざ誰かを傷付けることで、自分の価値を確かめようとはしないものです。
【私も人を傷付けてきました】
実は私自身も、過去に何度も人を傷付けてきました。
完璧主義を自分だけでなく周りにも求め、自分の価値観が正しいと思い込み、相手に押し付けていたのです。
一方で、私自身も人から傷付けられた経験がたくさんあります。
傷付けた側と、傷付けられた側。
どちらも経験したからこそ、今になってわかることがあります。
私は、自分の心の傷に気付くまで、自分が苦しんでいることすら、きちんと理解できていませんでした。
けれど、大人になってから自分の心と向き合い、傷付いた部分を少しずつ癒やしていくことで、以前よりも相手を思いやれるようになりました。
そして、自分と他人との間に、境界線を引けるようになったのです。
過去に傷付けてしまった方には、本当に申し訳ないことをしたと思っています。
もっと早く自分の心に気付けていたら。
もっと早く教えてくれる人がいたら。
今でも悔やむ気持ちはあります。
けれど、過去を変えることはできません。
だからこそ今は、自分の経験を、誰かが自分を責めすぎないために役立てたいと思っています。
【傷付けられたあなたは悪くない】
優しい人ほど、「私にも原因があったのかもしれない」と考えます。
自分の言動を振り返ることは大切です。
けれど、相手の暴言や理不尽な態度まで、あなたが背負う必要はありません。
誰かの機嫌や価値観は、その人自身が向き合うべき課題です。
あなたが代わりに抱える必要はありません。
もし相手の問題まで背負っているのなら、その課題は本人にお返ししてしまいましょう。
たとえ家族や親しい人であっても、あなたとは別の人間です。
相手の人生や感情まで、あなたが責任を持つことはできないのです。
私も「これは私の問題なのかな、それとも相手の問題なのかな」と迷うことがあります。
そんなときは、守護霊に聞いてしまうのですけどね。
【相手を変えようとしなくていい】
人は、自分で変わろうと思わなければ変わりません。
そして、自分で変わりたいと思ったとしても、すぐに変われるとは限りません。
だから、傷付けてくる人に理解してもらおうとしたり、認めてもらおうと頑張り続けたりすると、あなたの心が先に疲れてしまいます。
距離を置くことは逃げではありません。
不快な言葉や態度を繰り返す人から離れることは、自分を守るための大切な選択です。
【自分の心を守るために】
傷付く言葉を、すべて真に受けないこと。
相手との間に、きちんと境界線を引くこと。
安心できる人、信頼できる人と過ごす時間を増やすこと。
そして、「私は、私のままで価値がある」
と、何度でも思い出してください。
あなたの価値は、誰か一人の言葉や評価で決まるものではありません。
あなたがあなたであること。
それ自体が、何よりも素晴らしいことなのです。
【さいごに】
あなたを傷付ける人は、あなたの価値を決める存在ではありません。
その人の言葉は、その人自身の心の状態を表していることが多いのです。
だから、必要以上に自分を責めなくても大丈夫です。
本当に大切なのは、
あなた自身が、自分の心を大切にすることです。
あなたの人生は、誰かの否定ではなく、あなた自身の選択によって輝いていきます。
守護霊は、いつもあなたを思い、そっと支えています。