毒親育ちが職場で生きづらい理由

毒親育ちが職場で生きづらい理由

記事
コラム
毒親育ちの方にぜひ読んでほしいと見かけた一冊、
『不安型愛着スタイル』
ページをめくるたびに驚きました。
「これ、まるで私のことだ…。」
そう感じる場面が何度もあったんです。

特に印象的だったのは、職場で人の態度が気になってしまう理由や、その向き合い方について。

「どうしてあの人の言動ばかり気になってしまうんだろう?」
 「私はどう対処すればいいんだろう?」
そんな長年の疑問に、少しずつ答えをもらえたような気がしました。

今回は、本の内容も交えながら、
私自身が「これを知れてよかった」と感じたことをご紹介します。

「なんで私にだけ、あんなにキツく当たられるんだろう」

職場にいる、言い方がキツイ人。
新人の私には冷たいのに、 昔からいる人とは楽しそうに笑って話している。

「私、何かしたかな?」 
「嫌われてるのかな?」 
「もっと頑張らなきゃいけないのかな。」

そんなふうに、一日中その人のことが頭から離れなくなってしまう。

【その不安は、あなたが悪いからではありません】

もちろん、本当に相手の言い方がキツイ場合もあります。
でも、それ以上につらいのは、 その出来事を何度も何度も思い返してしまうこと。

「私のせいかな。」 「次は怒られないようにしよう。」
そうやって相手の機嫌ばかり気にしてしまう。

実はこれ、 不安型愛着スタイルという心のクセが関係していることがあります。

幼い頃、親の機嫌をうかがって生活していた人。
 褒められるより、怒られることが多かった人。
 安心できる居場所が少なかった人。

そんな環境で育つと、
「人はいつ離れていくかわからない。」 「嫌われないように頑張らなきゃ。」
生きるために、このような思考が身についてしまうことがあります。

そのクセは、大人になってからも、
 職場や友人関係、恋愛などで顔を出します。


【変化のはじまりは、気づくこと】

まず大切なのは、
「もしかしたら私は、不安型愛着スタイルなのかもしれない。」
そう気づくことです。

この本を読み進める中で、私はあることに気づきました。
職場でいつも悪態をつく先輩に対して、
 心のどこかで「認められたい」「気に入られたい」と思っていたんです。

その事実を認めるのは、少し悔しい気持ちもありました。
「なんであんな人に気に入られたいんだ。」
でも、認めたからこそ、 
「じゃあ私はこれからどうしたい?」 と考えられるようになりました。

気づかなければ、変えることはできません。
だからこそ、まずは責めることなく、
「そう感じていたんだね。」
と、自分の心を受け止めてあげてください。

それが、心をラクにするための最初の一歩です。

今日からできる4つの対処法


【① 心の中で「返します」と唱える】

相手がイライラしていると、 不安型愛着スタイルの人はその感情まで受け取ってしまいます。

そんな時は心の中で、「返します。」

そして続けて、
「あなたの機嫌はあなたのもの。私は受け取りません。」
と唱えてみてください。

相手の感情まで背負う必要はありません。

【② 「私は嫌われても困らない」と思い出す】

職場は友達を作る場所ではありません。
仕事をする場所です。

もちろん良い人間関係は大切ですが、
「全員に好かれなければいけない」
というルールはありません。

むしろ、そんな面倒な人に好かれるのは
避けたほうが無難です。

心の中で、「私は嫌われても困らない。」
と何度も思い出してあげましょう。

【③ 問題を3つに分ける】

出来事が起きたら、紙に書き出してみてください。

私の問題 →自分が改善できること
相手の問題 →相手の性格や機嫌、考え方、態度
不可抗力 →誰にもどうにもできないこと、致し方ないこと

不安型愛着スタイルの人は、 「相手の問題」や「不可抗力」まで自分の責任にしてしまいがちです。

【④ 礼儀は保ち、機嫌取りはやめる】

挨拶は社会人として普通にする。

でも、返ってこなかったからといって、
「嫌われたかな…」
と追いかけたり、必要以上にご機嫌を取ったりしない。

相手の態度は相手が決めること。
あなたはあなたの誠実さを大切にすれば十分です。

【さいごに】

不安型愛着スタイルは、「心配性だから」ではありません。
これまで一生懸命、人の顔色を見て生きてきた証でもあります。

だからこそ、今日からは少しずつ、
「これは私の問題?」 「それとも相手の問題?」
と問いかけてみてください。

そして、相手の機嫌を受け取りそうになったら、
「返します。」
この一言を、お守りのように使ってみてくださいね。




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