前回の続きです。
今回お話しする「2つの戦略」
っていうのは何かっていうと。
当然、競合他社には強みもあれば
弱みもあるわけですよ。
そこで、まず今からやってもらいたいのは。
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まず紙を2枚用意してください。
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そして1枚には、上の方に「競合他社の強み」
って書いてください。
そして真ん中に線を引いて左側には「強み」
って書いてください、競合他社の。
例えばそれを30個とか50個とか書きますよね、
競合他社の強みを。
そうしたら、今度は右側に、
その強みに対する対抗策を考えるんです。
「自分だったらこうする」っていう、
対抗策を書くんです。
例えばその競合は「HPがすごく目を引くな」とか
「この色合い良いな」
という強みがあるとしますよね。
それに対して自分だったらこうするよ、
っていう対抗策を書くんですよ。
これが1枚目の紙。
そして、もう1枚ですよね。
もう1枚の紙には何をやるかって言うと
「競合他社の弱み」っていう紙を用意します。
同じように真ん中に線を引いて
左側には「競合他社の弱み」を30~50個書きます。
例えば、HPのこのボタンは見づらいなとか、
この決裁方法だったら分かりづらいな、とか。
で、右側には、その解決策を書きます。
「もうちょっと自分だったらこういう風にするな」
みたいに、今度は競合の弱みに対する解決策を
書くんです。
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要は、強みに対する対抗策を書いて、
もう一つは、弱みに対する解決策を書くんです。
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これは自分なりの案でいいので、書くんです。
で、ここでポイントなんですけど、
先ほど「競合の、弱みに対する解決策」って
言ったじゃないですか。2枚目の紙に。
ただ、自社の商品がすでにできあがっている
ところもあるじゃないですか。
そうすると、弱みに対する解決策ができないと
しますよね?
だってもうすでに完成品としてあるわけですから。
でも、別にお客様は商品が欲しいわけじゃなくて、
「その先にある願望」だったり「結果」を
手に入れたいだけなんですよ。
であれば、商品に固執するんじゃなくて
「特典」という形でつけてあげればいいだけ
なんですよ。
一つ例を出したいんですけど、
IHIという会社があって。
そこは立体の駐車場システム販売をしている会社
なんですね。
昔は、商品が高くて全然売れなかったんですけど、
今って、業界の80%とか90%のシェアを取っている
らしいんですよ。
それは何でかっていうと、
競合他社のシステムを入れている立体駐車場の
管理人さん達に、会いに行ったらしいんです。
じゃあ何を、その管理人さんに聞いて回ったか?
っていうと
「どんなお悩みがありますか?」っていうのを
聞いていったらしいんですよ。
そうしたら、その管理人さん達が言うには、
「場内の事故がすごく嫌なんです」
って答えたんですね。
という事は、場内の事故が無くなればいいだけ
じゃないですか。
ただその会社は、駐車場メーカーですよね?
機械の中に入っての事故だったら、
別に機械側で出来るんですけど、
場内での事故だったら、機械関係ないですよね?
要は、回転している時とか、出入り口のところで
事故が起きても嫌なわけですよ、
管理人さんとしては。
つまり、管理人さんの願望だったり仕事というのは
「安全に車を保管する」って事なんですよ。
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という事は、そこでの願望を叶える事ができれば、
管理人さんは満足ですよね?
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そこで、その会社がとった秘策っていうのが、
機械をバージョンアップするだとか、
機能を改善させるとか、そんなことではなくて、
「場内で起きた事故については、全て面倒見ます」
っていう特典をつけたんですよ。
そうすると、お客様の願望を叶えることが
できましたよね?
管理人さんの願望を叶えることができましたよね?
そもそも、機械を買ってくれている人っていうのは
今までは自分で保険をかけていたわけですよ。
そうすると、機械代以外に保険代がかかった
わけですよ。
これが、その会社の機械を買えば、
保険込みでそのシステムが手に入るわけですよ。
そうすると、その機械が多少高かったりしても、
その会社に乗り換える会社がどんどん増えて行って
今じゃ、業界のシェアを大きく取ることができた、
ってことなんですよ。
なので、こういう形で、
「強みがなんなのか?」「弱みがなんなのか?」
っていうのを書き出して、
そして弱みで、今みたいな、
商品側で解決できるものじゃなければ、
特典で補ってあげればいいだけなんですよ。
それさえもう分かってしまえば、
全部それを網羅したものを、
競合他社がやっている戦略と同じところに
アプローチを仕掛ければいいわけですよ。
広告だったら、広告先に隣り合わせで出せば
いいんですよ。
そうしたらどちらかに来ますよね?
前回の「ネットカジノ」の話のように。
ただ、どちらかに来ますけれども、
お客様はどちらに行きたいか?っていうと、
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競合他社が満たしきれていない事に対する
「対抗策」とか「解決策を入れている」会社の方が
当然、優位じゃないですか。
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そうすると、競合からお客様を取る事ができる
わけですよ。
なので、この「競合他社を意識」して、
そこに「打ち勝つ方法」を考えながら、
さっき言った「二つの戦略」を盛り込んで、
どういう風なアプローチをすればいいのか?
っていうのを考えて行く、
っていうのがポイントです。
なので、まず自社だけ、とか、お客様だけ、
とかじゃなくて、
競合他社も常に意識しながら、
戦略を考えてみて下さい。
ということで、今回のお話しはここまでです。