はじめまして。個人サロン向けの予約システムを作っている、Rekushiaといいます。
今日は、8月に新しく出した「伴走型プラン」という商品を、どうして作ったのかを書いてみます。売り込みではなく、作りながら考えていたことの記録です。
■ 最初のお客様からの、6つのご要望
7月に、初めてネイルサロン様に予約システムをお届けしました。
納品して2週間、ご要望が6つ届きました。
「予約をタップしたら、そのまま編集画面が開いてほしい」
「お客様の名前を打ったら、登録済みの方が出てきてほしい」
「カレンダーは月曜始まりがいい」
どれも、こちらでは思いつかなかったものでした。
毎日お店を回している人にしか見えないことが、たくさんある。それが正直な感想です。
■ 「私はこっちがいい」を、そのまま形にする
このなかで、いちばん考えさせられたのが月曜始まりのカレンダーでした。
一般的なカレンダーは日曜始まりです。たぶん十人に聞いたら九人がそれで困りません。
でも、そのサロン様の一週間は月曜から始まっていました。
だから、そのお店だけ月曜始まりに変えました。ほかのお店は日曜のままです。
このとき気づいたのは、「多くの人が使いやすい」と「あなたが使いやすい」は別のものだ、ということです。
十人のうち九人がこっちだと言っても、残りの一人にとっては違う。その一人の「私はこっちがいい」を、そのまま形にできることが、小さく作っているいちばんの意味だと思うようになりました。
■ 全部直したら、商品ができていた
6つのご要望は、全部お直ししました。
そして気づけば、それがそのまま次の商品になっていました。
「作ってから売る」のではなく、「すでにやっていたことに、あとから名前と値段をつけた」順番です。
だから、机の上で考えた商品ではありません。
■ 「1回」の数え方だけ、先に決めました
伴走型は、納品後3か月・調整8回まで、を料金に含めています。
このとき一番悩んだのが「1回」の数え方でした。
「ご要望1つ=1回」にすると、数え方でもめます。気軽に言えなくなって、伴走の意味がなくなる。
だから「ご要望をうかがう→直す→反映する→確認していただく」の1周期を1回、と決めました。中にご要望がいくつ入っていても1回です。
先のサロン様も、6つのご要望で使った周期は2回でした。8回はかなり余裕があります。
■ 「あなた専用に作り込みます」とは書きませんでした
これも、考えた末に決めたことです。
専用のプログラムを一つずつ書いていくと、いつか必ず手が回らなくなります。
それより、いただいた声をシステムそのものに反映して、設定でお店ごとの違いを吸収する。そうすれば、あなたの一言が、あなたの画面だけでなくシステム全体を良くします。
ですので、商品の説明には「あなたの声で、システムが変わります」と書きました。
実際にそうなっているので、嘘がない言葉を選びました。
■ おわりに
派手な機能はありません。
でも、お店を回している人の「ここをこうしたい」に、3か月のあいだ隣で応え続ける。それを商品にしました。
もし予約のことで困っていることがあれば、出品ページからでも、こちらからでも、気軽に声をかけてください。