呼吸を変えると、なぜ人生が変わるのか。

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コラム
こんにちは、泉恵舟です。
「肚が整うと、人生が整う」
そう信じて、古心術をお伝えしています。

少し大げさなタイトルだと思われたかもしれません。
でも、私自身が体験したことをお伝えするので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

突然ですが、今この瞬間、自分の呼吸を意識したことはありますか?
おそらく、ほとんどの方は意識していないと思います。呼吸は無意識にやっているものだから、当然といえば当然です。
でも、少しだけ意識を向けてみてください。
今、あなたの呼吸は、胸だけで浅くなっていませんか?
肩が少し上がっていませんか?
お腹は、動いていますか?

現代人の多くは、呼吸が浅くなっています。
これは、意志が弱いとか、努力が足りないとか、そういう話ではありません。
生活環境が変わったことで、自然とそうなってしまったのです。

江戸時代、日本人は着物を着ていました。
着物は帯でしっかりと締められているため、少しの動作のズレで着崩れが起きます。だから当時の人々は、無意識に、お腹を張り出したまま腹圧を保ち続ける呼吸をしていました。
吸うときも、吐くときも、お腹は動かさない。ただ、静かに、体の中心に圧をかけ続ける。
これが、日本に古くから伝わる呼吸法「密息(みっそく)」です。
着物文化が消え、洋服になり、帯がなくなりました。腹圧を保つ必要が、日常からなくなりました。現代人は、胸だけで浅く呼吸するようになりました。

肚(はら)から力が抜けると、何が起きるのでしょうか。
「なんとなく落ち着かない」
「氣持ちがすぐ揺れる」
「頭の中がいつもうるさい」
現代人に多いこれらの感覚は、もしかしたら、この呼吸の変化と無関係ではないかもしれません。
体の中心が失われると、心の中心も失われていく。
私は、自分の体を通じて、そのことを実感しました。

では、密息とはどうやってやるのでしょうか。
基本はとてもシンプルです。
まず、口から細く長くゆっくりと吐きます。今、体の中にある空気を、急がずに、すべて手放すように。
吐き終わったら、鼻から一瞬で吸います。「スッ」と。一瞬で。
このとき、お腹は吸うときも吐くときも、張り出したまま動かしません。
これだけです。

ひとつだけ、大切なことをお伝えします。
密息は、吐くことから始めます。
一般的な呼吸法の多くは「大きく吸って」から始まります。でも密息は逆です。まず吐く。
吐くことは、手放すことです。
吸うことは、受け取ることです。
まず手放してから、受け取る。
この順番の中に、古心術という考え方の根本が宿っています。

老子はこう言っています。
「上善若水」
上善(じょうぜん)は水の若(ごと)し。
最も優れたものは、水のようなものだ。
水は争いません。低い場所へ、自然と流れていきます。しかし、どんな岩も、長い時間をかけて水によって削られていきます。
力まず、ただ流れる。
密息の呼吸も、同じです。力んで吸うのではなく、まず手放して、自然に受け取る。
その繰り返しの中で、肚が少しずつ整っていきます。

呼吸が変わると、何が変わるのか。
劇的な変化ではありません。
「なんとなく、昨日より少し落ち着いている」
「焦りに氣づいたとき、少し息を吐けるようになった」
「頭の中の言葉が、少し静かになった」
そんな、静かな変化です。
でも、この静かさが積み重なっていくとき、人は少しずつ、本来の自分の場所に戻っていきます。

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泉恵舟@人生の調律師

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