「大丈夫だよ」と言われても、不安は消えませんでした。

「大丈夫だよ」と言われても、不安は消えませんでした。

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コラム
こんにちは。
まどかママです。

私は、知的障害を伴う自閉症スペクトラム(ASD)の5歳の息子を育てています。

今日は、息子が自閉症と診断される前のお話をしたいと思います。

もし今、お子さんの発達が気になっている方がいたら、「こんな人もいたんだな」と気持ちを少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。

「これって普通なのかな…」

息子の発達が気になり始めたのは、2歳頃でした。

言葉はほとんど出ず、話しかけても反応が薄い。

夜はなかなか寝てくれず、目が回るほどの速さでクルクル回ることも毎日のようにありました。

「これって普通なのかな…」

でも、初めての子育て。

何が普通で、何が普通ではないのか分かりません。

「考えすぎなのかな。」

そう自分に言い聞かせながら過ごしていました。

思い切って周りに相談してみた

一人で悩んでいても答えは出ないと思い、親戚や友人、月齢の近い子どもがいるママ友にも相談しました。

返ってきた言葉は、とても優しいものでした。

「男の子なんてそんなものだよ。」

「うちの子も寝なかったよ。」

「言葉はそのうち出るって。」

「あるあるだよ。」

きっと私を安心させようとしてくれたんだと思います。

でも、心の中のモヤモヤは消えませんでした。

同じ「寝ない」でも全然違った

ある親戚が、

「うちも全然寝なかったよ。」

と言っていました。

詳しく聞いてみると、

「毎日21時には寝てたけどね。」

と言われて、思わず驚きました。

えっ…21時!?

うちは23時を過ぎることも珍しくなかったのに…。

同じ「寝ない」という言葉でも、感じている大変さは全然違っていたんです。

だからこそ、

「みんなと同じだから大丈夫。」

と言われても、どうしても安心することができませんでした。

相手は悪くない。でも苦しかった

今なら分かります。

あの時、周りの人は悪くありませんでした。

私を安心させようとしてくれていただけ。

本当に優しさから言ってくれていたんです。

でも家に帰ると、

話しかけても反応が少ない。

言葉は増えない。

夜も眠れない。

そんな息子の姿を見ていると、

「やっぱり何か違う気がする。」

その気持ちは消えませんでした。

「私の考えすぎなのかな。」

「でも、やっぱり気になる。」

そんな思いを何度も繰り返していました。

本当に欲しかったのは「答え」じゃなかった
今振り返ると、

私が欲しかったのは診断でも、アドバイスでもありませんでした。

まして、

「大丈夫だから。」

という根拠のない言葉でもありません。

私が本当に欲しかったのは、

「不安だったんだね。」

「それだけ気になっていたんだね。」

そんなふうに、一度気持ちを受け止めてもらうことでした。

「そう感じているんだね。」

その一言だけでも、きっと心は少し軽くなっていたと思います。

だから今は、私があなたのお話を聞きたい

子どもの発達の悩みって、本当に人に話しづらいですよね。

親や親戚には心配をかけたくない。

ママ友には気を遣ってしまう。

「考えすぎじゃない?」

そう思われるのが怖くて、本音を飲み込んでしまう方も少なくありません。

だから私は、同じように悩んでいる方のお話を聞きたいと思っています。

もちろん、診断はできません。

「絶対大丈夫」と無責任なことも言えません。

でも、

「そう感じていたんだね。」

「それは不安だったよね。」

そんなふうに、あなたの気持ちを否定せずに受け止めることはできます。

私自身、「話を聞いてもらえるだけで救われること」があると知っているからです。

もし今、一人で抱え込んで苦しくなっているなら、一度お話してみませんか?

答えを探す時間ではなく、安心して気持ちを話せる時間になれたら嬉しいです。


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