ハザードマップで自宅に色がなくても安心?家庭で確認したい5つのポイント

ハザードマップで自宅に色がなくても安心?家庭で確認したい5つのポイント

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「ハザードマップを見たけれど、自宅には色がついていなかった」

そんなとき、
「うちは水害の心配はないのかな?」
と思う方もいるかもしれません。

ハザードマップは、水害への備えを考えるうえでとても重要な資料です。

ただし、自宅の水害リスクを考えるときは、ハザードマップの色だけではなく、周辺の状況や避難方法などもあわせて確認しておくことが大切です。


■最近の豪雨でも「道路冠水」は身近な問題に

2026年8月の千葉豪雨では、各地で記録的な大雨となりました。鎌ケ谷市では最大1時間雨量92mmを観測し、道路冠水37か所、通行止め8か所が確認されたほか、道路上では多くの故障車両も発生しました。

また、同月の富山県でも記録的な大雨により、多くの浸水被害が発生しています。

こうした事例を見ると、水害への備えでは「自宅が洪水ハザードマップで何色か」だけではなく、内水氾濫、周辺道路の冠水、車の移動、避難先まで含めて考えておくことが大切です。

※被害状況は各自治体・公的機関が公表した情報をもとに記載しています。

今回は、一般家庭で確認しておきたいポイントを5つ紹介します。


■1.洪水だけでなく「内水氾濫」も確認する

水害というと、川があふれる「河川氾濫」を思い浮かべる方が多いと思います。

一方、大雨によって下水道や水路の排水能力を超え、住宅地や道路に水がたまる「内水氾濫」が起こることもあります。

自治体によっては、
・洪水ハザードマップ
・内水ハザードマップ
が別々に公開されています。

洪水ハザードマップで色がついていなくても、内水に関する情報がないか確認してみることが大切です。


■2.過去に道路冠水が起きていないか確認する

自宅そのものに浸水想定がなくても、周辺道路が冠水すると移動が難しくなることがあります。

特に確認しておきたいのは、

・低い道路
・アンダーパス
・水路の近く
・周囲より低くなっている場所

などです。

自治体によっては、過去の浸水履歴や道路冠水箇所を公開している場合もあります。

「家が浸水するか」だけではなく、
「大雨のときに自宅周辺を移動できるか」
という視点も重要です。


■3.避難所は「一番近い場所」だけで決めない

災害時には、最寄りの避難所へ行けばよいとは限りません。

確認しておきたいのは、

・洪水時に利用できる避難所か
・避難所までの途中に浸水しやすい場所がないか
・川や水路を横断しないか
・家族で移動できる距離か

といった点です。

候補を1か所だけに決めるのではなく、
「第一候補」「別の候補」
というように複数考えておくと、状況に応じて判断しやすくなります。


■4.車を動かすなら「冠水する前」に考える

水害時に意外と悩みやすいのが車です。

「車が心配だから移動させたい」と思っても、道路に水が出始めてから移動するのは危険になることがあります。

そのため、

・大雨予報が出た段階でどうするか
・どこへ退避させるか
・どのタイミングから車を動かさないか

を事前に考えておくことが大切です。

車よりも人命を優先し、すでに道路冠水が始まっている場合は無理に移動しないことが基本です。


■5.「どこへ避難するか」だけでなく「いつ動くか」も考える

水害への備えでは、
「どこへ避難するか」
だけでなく、
「いつ行動を始めるか」
も重要です。

例えば、

大雨の予報を確認
気象情報・自治体情報を確認
必要なら早めに車の退避を検討
避難が必要なら道路が冠水する前の移動を検討
外へ出ることが危険になった場合は、自宅の上階などへの垂直避難も検討

というように、事前に行動の順番をイメージしておくと、いざというときに判断しやすくなります。


■ハザードマップは「わが家の場合」に置き換えて考える

ハザードマップを見ることは、水害対策の第一歩です。

ただ、

「自宅では何に注意すればいい?」
「どの避難先を候補にすればいい?」
「車はどうする?」
「大雨のとき、いつ動けばいい?」

といったところまで考えると、判断が難しい場合もあります。

大切なのは、公的な情報を確認したうえで、それを「わが家の場合」に置き換えて考えておくことです。


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私は防災士として、住所や住宅条件をもとに、公的なハザード情報、過去の浸水・道路冠水情報、周辺地形、河川、避難先などを確認し、ご家庭ごとの水害リスクと避難行動を整理するサービスを出品しています。

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※本記事およびサービスは、災害の発生・浸水深・道路の通行可否・安全性を予測または保証するものではありません。実際の災害時には、気象庁や自治体などが発表する最新の防災情報を優先してください。
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