建築形状維持が優秀なAIツールの出現

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「FLUX.1 Kontext」
今年に入り、AIツールは大きく進化し、特に「形状維持」の精度が飛躍的に向上しました。これまで建築空間の形状維持には、Adobe FireflyとGemini 2.0 Flash Experimentalの組み合わせが最良と考えていましたが、今は状況が変わっています。note.comでも多くの報告がある通り、人物などのキャラクター保持だけでなく、論理的な線構成を持つ建築空間の画像でも、高精度に形状を維持できるようになりました。さらに、形状を維持したまま“連続編集”が可能となる待望のツール 「FLUX.1 Kontext」 が登場しました。有料サービスではありますが、『FLUX Playground』 を使えば簡単に利用でき、オフィス用のノートPCでも快適に動作します。

今回紹介の動画では、建築設計やビジュアライゼーションの観点から、FLUX.1 Kontextを用いたスタディを紹介しています。3Dグラフィックスの高度なレンダリング技術であるレイトレーシングとパストレーシングについてAIにレポートを作成させ、そこからプロンプトガイドラインをまとめてGPTsを作成。これらを用いて、レイトレーシング風・パストレーシング風の視覚効果をAI画像生成に適用し、高いプロンプト理解力を示す結果も載せています。AIは物理的シミュレーションを行っているわけではなく、膨大な学習画像からプロンプトに沿った結果を生成しています。将来的にはAIが物理シミュレーションとレンダリングを統合し、より現実世界を忠実に再現する可能性があることを示唆していると感じています。

◆FLUX.1 Kontextの利用方法
1. FLUX Playground(有償・推奨)
この動画内の画像はすべてFLUX Playgroundで生成しています。
・Flux.1 Kontext [PRO](または [MAX])が利用可能
・Black Forest LabsのクラウドAIサーバーで処理されるため、低スペック
 PCでも快適
・オフィス用ノートPCでも動作可能

2. ローカル環境での利用(無償・開発者向け)
オープンソース版のFlux.1 Kontext [dev]を使用します。
・API不要・クレジット消費なし
・以下の3つの方法があります:
① ComfyUI で利用(要Flux.1 Kontext専用ノードセット)
② Diffusersライブラリ で実装(Hugging Face製Pythonライブラリ使用)
③ GitHubリポジトリ から直接実行

この一年余り、様々なAIツールを試しながら建築設計への応用を模索してきましたが、「これだ」と思えるツールはなかなかありませんでした。
FLUX.1 Kontextの登場で、初期白モデルスケッチからのリアル画像や各設計フェーズごとの内外観検討画像を連続的に編集が行える単独ツールが漸く現れたと実感しています。
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