高級車と言ったら…

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おはこんばんちは。
この度は閲覧、誠にありがとうございます。

突然ですが、『高級車』と言ったら、
どのような自動車が頭に思い浮かびますか?
今では、多種多様なモノがあることから、
なかなか一つに絞ることが難しいかもしれません。
私の世代だと間違いなく、
『ベンツ』と答える人が多いかと思います。
そう、高級車の代名詞は長い間、
『ベンツ』だったのです。
(今でもそうなのかもしれませんが…?)
この自動車はドイツのクルマで、
いわゆる外車(輸入車)というモノでした。
『海外製イコール希少』こんな感じで、
戦後の日本では、
海外製品に憧れた時期があった訳です。
為替などの影響もあり、
外車(輸入車)の値段はとても高かった。
そんな感じで、富裕層にしか買えないモノ。
そういうイメージが定着したのだと思います。
もちろん、このドイツ車は性能面も優れていて、
価格に見合ったクルマであったことのは、
言うまでもありません。
高額だが、クルマとして完成度がとても高い。
まさに、
『クルマ界の王様』と呼べるモノだった訳です。
そうなると、所有してみたくなるのが、
人間のサガというモノ。
お金持ちがステータスとして所有し始めるのには、
そう長い時間はかからなかったと思います。

その『ベンツ』が苦戦しているといいます。
大きな要因は、
EVシフトへの失敗ということらしいのですが、
電気自動車はまだまだ、
扱いにくいモノのようです。
要するに、『CO2削減』という目標のため、
電気自動車販売に全振りしたのですが、
思った以上に売れないといいます。
やはり、技術的な面とインフラ的なことが、
まだまだ不完全で、ニーズに応えられていない。
そんな感じではないでしょうか?
本音を言いますと、
EV車も一つの利権で、
この利権争いが不発に終わった
ということだと思います。
ハイブリット車でも
十分にCO2は削減できますし、
まだまだ存在価値はあるハズです。
日本側から見たら、
ガソリン車もEV車もバランス良く提供していく、
全方位経営を選択した
『トヨタ』潰しのナニモノでもないのですが…。

(追記)

余談なのですが、
私も『ベンツ』を所有していた時期が
過去あったりします。
本来は、身分不相応だったのですが、
ビジネス上の関係から、
成り行き的にそうなった次第です…。
ただ、乗ってみると、
やはり、良いクルマというのが実感できました。
値段に合ったモノといった感じでしょうか。
高速道路などを走行するとわかるのですが、
かなりのスピードを出していても、
視界が広く、揺れがほとんどありません。
なので、ついついスピードを出しすぎてしまう。
高速走行が快適すぎるのです。
ちなみに、過去に乗っていた国産車は、
100キロを超えると、
ハンドルがブルブルと震えだす
ポンコツ車でした…。
(天然のスピード警報装置
 だったのではありますが…)

身分不相応なのですが、
高級車に乗ってしまうと
やはり、優越感というモノが出たりする訳です。
見通しの悪いT字路や十字路があったとします。
一次停止した後、
そろりそろりとクルマの前部を出すと、
優先の有無は関係なく、
大抵のクルマは道を譲ってくれる訳です。
私自身も
「ベンツと事故を起こしたら大変…」と考え、
先に行かせた方が良いと判断してしまいます。
『触らぬ神に祟りなし』といった感じでしょうか。
そういうことが当たり前になってくると、
どうしても気分が増長してしまう訳です。
ついつい横暴な運転をしてしまうこともしばしば。
まったく愚かなことなのですが、
環境というモノが人を変えてしまう。
貴重な体験をしたと、今では思うのですが…。

ちなみに、このクルマはかなりの金喰い虫でした。
部品交換や修理などは、
専門工具がなければできなかったりするので、
「ちょっとガソリンスタンドで…」
ということがなかなか難しい場合もある訳です。
買ったはいいが、維持していくことを考えると、
やはり、『お金持ちのクルマ』ということを
痛感させられます…。

所有期間はそう長くはありませんでしたが、
色々と良い経験をさせてもらいました。
高級で性能の良いクルマに乗れることは、
悪いことではありませんが、
やはり、
身の丈にあったモノというのが大事かと…。
昨今では、軽自動車が人気だと聞きます。
でも、「軽なのにこの価格!?」
と驚いてしまうモノあったりします。
何となく複雑な気持ちになるのは、
私だけでしょうか…?

(追記プラス)

男性がクルマにこだわる。
これは、女性がクツにこだわるのと同じです。
ここに個性というか性格が出るモノ。
観察してみるとオモシロイ発見があったりします。
お試しあれ!


〈次回予告〉

ドイツとアニメ(仮)

※本来はこちらをメインテーマに書くつもりが、
 導入部が長くなってしまい、
 2回に分けることにしました。
 乞うご期待!








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