研究説明、面接官は『内容』より『あなた』を見ています

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面接を見ていて、いつも感じることがあります。
研究内容の説明が、ものすごく丁寧なんです。
背景、目的、手法、結果——学会発表のように、きれいに整理されている。
でも、聞き終わったあとに、正直こう思うことが多いんです。
「で、あなたはこの研究で、何を経験したんだろう」と。

「わかりやすい説明」と「刺さる説明」は別物

理系・院生の学生は、研究をきちんと伝えようとする意識が強いです。
それ自体はすごく良いことです。
ただ、面接官が知りたいのは、研究の中身そのものというより、
その研究を通して、あなたがどう考え、どう動いたか、なんです。
専門的に見て「筋が良い研究だな」と思うことはあります。
でも、それだけでは合否にほとんど影響しません。
研究の完成度と、面接の評価は、思っているよりリンクしていないんです。
※もちろん、志望先が研究職等の場合はこの限りではありません。

 同じ質問でも、聞かれ方で「見たいもの」が変わる

例えば「その研究のどこが難しかったですか」という質問。
これに対して、専門的な難易度の高さを説明する学生は多いです。
「先行研究がまだ少なくて」「この手法自体が確立されていなくて」——
間違ってはいません。
でも面接官がもう一段階知りたいのは、その先です。
壁にぶつかったときに、あなたが何を考え、どう工夫して、
どう乗り越えようとしたのか。
ここが語れているかどうかで、同じ研究内容でも、印象はかなり変わります。

最後に

研究の説明がうまい人ほど、実はこの切り替えに苦戦します。
「正確に伝えること」に慣れているぶん、「自分を伝えること」への意識が薄くなりがちだからです。
このあたりは、自分の研究のどこを、どう見せ方を変えればいいのか、客観的には気づきにくい部分でもあります。
もし、思い当たる節がある方は、一度ご相談ください。
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