中3物語/子どもの靴を履いてごらん。

中3物語/子どもの靴を履いてごらん。

記事
学び
2020年10月21日
学習塾リバティ 木村友彦


 最新の受験勉強は平和教育にもなる。

 塾の形態が集団指導から個別指導へ、そして自立型指導へと変わってきていることは前回も書いた。自立型の教育機会に恵まれた子どもは、自由に、自分の考えを自己実現することをいつも練習している。自分で考えることのできる子ども。充実感。自己肯定感のある子どもに育つ。逆に、突っつかれたり縛られたりばかりだと、不安に支配され、表情やものの言い方にきつい感じのある、心の荒れた子どもになってしまう。

 ユネスコ憲章の前文には、次のように述べられている。「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」

 「自分で誰かの靴を履いてみること、というのは英語の定型表現であり他人の立場に立ってみるという意味だ。(ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』より)」子どもの立場に立つことを忘れてはいないだろうか。子どもの味方をしているだろうか。

 私は「教育が世界平和のための私の方法です。」と書いたことがある。世の中の大人に言いたい。試しに子どもの靴を履いてごらん。私には「子どもの靴」が履ける。履くと成績が上がる。証明済みなのである。
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