2020年10月22日
学習塾リバティ 木村友彦
人間関係で苦しんでいる人は多いと思います。
大人と子どもの2者の間で、心の位置関係を考えてみたいと思います。
子どもの苦しみは、ほとんどの場合が大人からのお仕着せによります。人に何か言われると、自分が自分でなくなってしまいそうな感覚が心に出てきます。子どもが幼い場合でも、私は子どもの心をなめてかかってはいけないと思っています。まして自我の芽生えの時期、思春期にある子どもは反発心が起こります。大人の言うことは、その言葉の内容は、ほとんどの場合が正しい。けれど心の位置関係を理解している大人は、残念ながら少数派です。とんでもない頓珍漢を平気でしでかす人が多い。
河合隼雄は「イソモルフ(同型)」と言います。子どもに勉強させたいなら、自分が楽しく勉強している姿を見せるのが一番よいと思います。勉強ではなくても、自分が人生に正面から取り組んでいる姿(大人は、ほとんどの人がそうしている)を見せる。そのときの心の位置関係は、同じ立場にあって、共にあたたかさを感じさせるものとなります。
使役や強制では傷が残ります。学業不振も自虐も周りの大人の反省が必要です。新しい優しい世界観(拙稿では『新しい個人主義』と呼ぶ)を世の中に実現していくこと。私自身が努力することにより提唱します。
弊HP。中3物語『イソモルフ』(2018/4/20)を参照ください。