『待つということ』
車中生活。
回復を待つ気持ち。
真冬の夜の氷点下。
鉄の塊の中の残酷な現実。
白い息を吐きながら、少しでも暖を逃さないように窓には段ボールを立て掛ける。
寝床は持病の腰痛緩和のため、なるべく平らにしようとシートの上にも段ボールを敷き。
その上に布団を敷き。
この疾患にかかってから綿以外はアレルギーを起こすようになり毛布は使用できず。羽毛も使用できず。
使用できるのは綿のタオルケットと綿の上掛けのみ。
これらを何枚も重ねると何が起こるか。
重くて腰痛を引き起こします。
そして綿では保温ができない。
一向に暖まる気配がない。
寒い。
眠れない。
見えるのは白い息のみ。
薪を炊くわけにもいかず。
ここで湯たんぽの登場。
いったい誰が考えてくれたのか。
この湯たんぽで私の命は救われました。
湯たんぽは陶製品。
金属はアレルギーを引き起こすので。
湯たんぽ2つ。
雪の中の温泉に浸かった気持ち。
満たされた幸福感。
思わず笑顔。
そして熟睡。
生きるのに必死です。
ゴールはまだまだ先。
でも、今日もできたことがあった。
乗り越えられたことがあった。
小さなことをひとつひとつ粛々と。
やけをやけを起こさず、やがて訪れる未来を信じて待つ。
今日も皆様にとって素敵な1日でありますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ひかる