一行日記『待つということ』015

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コラム
『待つということ』

車中生活。

回復を待つ気持ち。

真冬の夜の氷点下。

鉄の塊の中の残酷な現実。

白い息を吐きながら、少しでも暖を逃さないように窓には段ボールを立て掛ける。

寝床は持病の腰痛緩和のため、なるべく平らにしようとシートの上にも段ボールを敷き。

その上に布団を敷き。

この疾患にかかってから綿以外はアレルギーを起こすようになり毛布は使用できず。羽毛も使用できず。

使用できるのは綿のタオルケットと綿の上掛けのみ。

これらを何枚も重ねると何が起こるか。

重くて腰痛を引き起こします。

そして綿では保温ができない。

一向に暖まる気配がない。

寒い。

眠れない。

見えるのは白い息のみ。

薪を炊くわけにもいかず。

ここで湯たんぽの登場。

いったい誰が考えてくれたのか。

この湯たんぽで私の命は救われました。

湯たんぽは陶製品。

金属はアレルギーを引き起こすので。

湯たんぽ2つ。

雪の中の温泉に浸かった気持ち。

満たされた幸福感。

思わず笑顔。

そして熟睡。

生きるのに必死です。

ゴールはまだまだ先。

でも、今日もできたことがあった。

乗り越えられたことがあった。

小さなことをひとつひとつ粛々と。

やけをやけを起こさず、やがて訪れる未来を信じて待つ。

今日も皆様にとって素敵な1日でありますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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ひかる


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