こんにちは。ココナラで、フリーランスの方の契約書づくりをお手伝いしている行政書士の秋月です。
フリーランスのお仕事は、メッセージのやりとりだけで始まることも多いですよね。
そのときはお互い「わかっている」つもりでも、あとから「そんなこと言ったっけ?」になってしまう。
今日は、その「言った言わない」を未然に防ぐための、契約書のはなしです。
よくある「言った言わない」
たとえば、こんな場面です。
「修正は何回でも大丈夫って言ってましたよね?」
「支払いは月末だと思っていたんですけど…」
「キャンセルしても、お金はかからないと思ってました」
「作品をSNSに載せていいなんて、言ってないですよ」
どれも、どちらかが嘘をついているわけではありません。お互い「そのつもり」だっただけなんです。
だからこそ、あとからでは解決しにくい。気まずさだけが残って、次のお仕事にもつながらなくなってしまいます。
フリーランス新法って、私に関係ある?
2024年11月に「フリーランス新法」が施行されました。
お仕事を頼む側には、仕事の内容や報酬の額、支払日などを、書面やメールで示すことが義務づけられています。
つまり「条件をはっきりさせてからお仕事を始めましょう」という流れが、法律でも後押しされているんです。
契約書は、相手を疑うためのものではありません。
お互いの「そのつもり」を1枚にまとめておく、確認メモのようなものです。
最低限、これだけは決めておきたい5つのこと
契約書に何を書けばいいか迷ったら、まずはこの5つから。
1. どこまでやるか:業務の範囲と、「やらないこと」
2. いくらで、いつ払うか:報酬の額と支払日。遅れたときの扱いも
3. 修正は何回までか:無料の回数と、それを超えたときの料金
4. キャンセルしたらどうなるか:いつまでなら無料か、始めてからならいくらか
5. 作ったものは誰のものか:著作権と、実績としてSNSなどに載せていいか
冒頭の「言った言わない」は、ほとんどがこの5つのどれかです。
長い契約書ほど安心、ではありません
契約書というと、何ページもある難しい書類を想像するかもしれません。
でも、長ければ守りが固くなるわけではないんです。
読まれないまま締結されると、結局あとで「そんなこと書いてあった?」になってしまいます。
私が契約書をつくるときは、そのお仕事で実際に起きやすいことに絞って、取引先が最後まで読める長さに整えるようにしています。A4で1〜2枚に収まることも多いです。
電子契約なら、印紙代0円・郵送不要
「契約書を作っても、印刷して、ハンコを押して、郵送して…が面倒」という声もよく聞きます。
そこでおすすめなのが電子契約です。
・紙の契約書は、内容によって収入印紙が必要になります。電子契約なら不要です
・印刷も郵送もいらず、メールで送って、オンラインで締結できます
・受け取る側はアカウント登録がいらないサービスも多いです
・無料プランのあるサービスもあるので、件数が少なければ費用はかかりません
遠方の取引先とも、その日のうちに契約が済みます。
おわりに
契約書は、トラブルが起きてから出すものではなく、トラブルを起こさないために最初に交わすものです。
「言った言わない」で、せっかくのご縁が気まずく終わってしまうのは、本当にもったいないこと。
お互いが気持ちよくお仕事を続けるための1枚を、一緒につくりませんか?
契約書の作成から電子契約の締結まで、チャットで一つずつサポートしています。取引先から渡された契約書のチェックもお受けしています。
「うちの業種でもできる?」と迷ったら、まずはお気軽にメッセージでご相談ください。