原油先物、現物の価格が高止まりしていますが、トランプ大統領の発言によりますと、イラン戦争から撤退するにしてもホルムズ海峡封鎖に関しては、もはや解決する気がないと、このように申しております。
最初からこれが狙いだったんじゃないかと思いますね。世界経済をボロボロにするために原油の輸送ルートを封鎖するための戦争、つまりこれ、イランと米国の戦争に見せかけた世界への戦争ですよ。
それでもう、戦争が終ろうが終るまいがホルムズ海峡は封鎖されっぱなしなんだから、原油価格は青天井に上がり続けるしかないでしょう、だって高かろうが何だろうが原油は買わざるを得ないんですから。買わないという選択肢がない以上は原油価格は上がり続けます。他から買えばいいとか、そういう問題じゃないんですよ、供給量は限られてるんですからね。なので原油価格は青天井で上がり続けることがファンダメンタルズ分析で容易に想像できます。
つまり買わない理由がないのですが、原油先物市場においては投機筋の仕掛け売りが入ってきたりしますので、それは警戒すべきなんですが、いかんせん実需の買いが入らざるを得ないので、いかに短期でガチャガチャ動かそうが結局は上がっていくってことです。数字のお遊びじゃなくて、実際に原油と引き換えにドルが必要っていう現実があるのです。そしてドルはいずれ崩壊するにしても短期的にはドル需要が上がり続けます、それは原油は現時点ではドル決済でしか決済できないからです。つまり原油を手に入れるためにはドルも手に入れる必要があるという単純明快な理由でドルが上がるのです。そしてドルが買われると今度は金価格が下がります。平時であればインフレ対策に金を買うべきですから金価格は上がり続けます。インフレというのは物の価値が上がり貨幣の価値が下がるのですから金は物の中でも、とりわけ価値が高い物なわけで買いが集中して上がるはずなんですが、今は異常事態ですから、このセオリーが通用しません。なにせ、なにはなくとも原油必要なんですから。高いとか安いとか言ってる場合じゃないですからね、文明崩壊の危機ですから、何が何でも原油を手に入れないといけない、それで金は買われる状況ではなく逆に売られるのです。それは金を売ってドルに換えて、そのドルで原油を買うからですよね。この原油、金、ドルの三すくみの構造を理解しなければいけません。