魔術師は、ひとつぶの種から、その種が芽吹き、いずれ大木になる未来のありさまを、まざまざと脳内に描く。妄想力というか想像力がすごいのだ。
魔術を使うものは地獄へ行く・・魔術は絶対悪だと言い張る人もいる。
ただ、これは魔術に概念的な悪いイメージが付いた拒絶反応であり、思い込みである。魔術はキリスト教徒であっても使ってよいものである。
想像力を鍛えると、実は弊害もある。たとえばなんですが、わたしなどは、痛みを想像しただけで、実際にその部分が痛くなる。だから映画とかでナイフで切られるシーンとか真剣に見ていられない、真剣に見ていると、体中切り刻まれるシーンなどは、自分自身がのたうちまわってしまう。
魔術師エリファス・レヴィの著書「高等魔術の教理と祭儀」に、このように書かれている「普通の人々は、体の中に心があると思っているが、実際は、心の中に体があるのだ・・」
これの言わんとしてることは、イメージが自身に及ぼす影響は計り知れないということだ。たとえば私も、イメージの中では二十歳の若造のようなイメージを自分の心に描いている、ただ実年齢はその倍である。
実年齢は聞かれれば答えねばならないし、書類などに嘘を書くわけにもいかないので、ここでは納得いかないながらも40と書くしかない。
ただ、これでいいのだ、自分としては二十歳と思ってるから納得いかないのであって、「心のどん底」に確たるイメージが構築されてることが現実になるのである、なので私はいまだにマジで学生に間違われるし、10年前に転職したときも30歳だったにもかかわらず20歳前後に思われていた。
今年の7月に農業のバイトをしていた時も、年齢を40と言ったら、もうギョッとしたような顔をして、「えー、もっと若いと思ってたw」とか言われたが、実際若いのだ、肉体は。もう私レベルになると不老不死のサンジェルマン伯爵のような、都市伝説になってもおかしくない容姿なので、あまり年齢について言及されると化け物扱いされそうなので、年齢を聞かないでもらいたいものである。