高野豆腐を探してスーパー3軒。なぜ人は「無料でできること」を後回しにするのか?

高野豆腐を探してスーパー3軒。なぜ人は「無料でできること」を後回しにするのか?

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先日、会社の人から面白い話を聞きました。

「林修の今知りたいでしょ!」というテレビ番組で
「内臓脂肪を減らすのに高野豆腐がいいらしい」と紹介されていて
それを見て、早速スーパーへ高野豆腐を買いに行ったところ……

なんと売り切れ!
別のスーパーへ行っても売り切れ。
結局、3軒回っても買えなかったそうです。

テレビの影響力ってすごいですね。

でも、私はこの話を聞いて、別のことが気になりました。

高野豆腐を探してスーパーを3軒も回れるって、すごい行動力じゃない?

ということです。

人は「買えば変われる」に弱い?


健康になりたい。
痩せたい。
もっときれいになりたい。

そう思ったとき、私たちは何をするでしょうか?

健康食品を買う。
サプリメントを飲む。
ジムに入会する。

もちろん、どれも悪いことではありません。

でも、健康のためにできることって、実はもっと身近にもありますよね。

食事の量やバランスを見直す。
間食を少し減らす。
毎日少しずつ歩く。
十分な睡眠をとる。

特別なものを買わなくても、できることはたくさんあります。

それなのに、なぜか私たちは「何かを買う」という方法に魅力を感じてしまう。

食生活を見直すよりも、

「これを食べればいい!」

と言われたほうが、なんだか希望が見えてくる。

これって、ちょっと不思議だと思いませんか?

無料の習慣には、宣伝してくれる人が少ない


実は先日、毎朝参加している朝活でも、似たようなお話を聞きました。
筋トレをしていたある方が、風邪をひきやすかった頃のお話です。

体調管理のために、グルタミンというサプリメントをトレーナーから勧められて飲んでいたそうです。
ところが、風邪を繰り返してしまう。

そこで改めて取り組んだのが、基本的な手洗いでした。

20秒ほどかけて、流水で丁寧に手を洗う。
すると、その方は、それ以降風邪をひかなくなったそうです。

もちろん、これはその方の体験談で、手洗いだけですべての風邪が防げるわけではありません。

でも、この話を聞いてハッとしたんです。

お金を払ってサプリメントを買うことはできるのに、ほとんどお金をかけずにできる手洗いという基本的な習慣は、おろそかになっていた。

どうしてなんでしょう?

その理由の一つは、無料の習慣には、その価値を熱心に伝えてくれる人が少ないからなのかもしれません。

商品には広告があります。

「こんな悩みを解決できます」
「こんな効果が期待できます」
「こんな未来が待っています」

商品の魅力を、わかりやすく伝えてくれます。

でも、

「毎日5分歩きましょう」
「使ったものは元の場所に戻しましょう」

という当たり前の習慣には、大々的な宣伝がありません。

だから、その価値を知っているつもりでも、なかなか行動につながらないのかもしれませんね。

スーパーを3軒回れるなら、行動力はもうある


ここで、最初の高野豆腐の話に戻ります。
その方は、高野豆腐を買うためにスーパーを3軒回りました。
時間も使ったでしょうし、ガソリン代だってかかったかもしれません。

でも、「高野豆腐を食べることが健康につながる」と思ったからこそ、そこまで行動できたのでしょう。

これって、すごく大切なことだと思うんです。

その方には、最初から行動力があったんですよね。

ただ、その行動力を引き出したのが、テレビで紹介された高野豆腐だったということ。

一方で、
「健康のために毎日30分歩きましょう」
と言われたら、どうでしょう?

「今日は疲れているから」
「時間がないから」
「明日からにしよう」

そんなふうに後回しにしてしまうこともあるかもしれません。

同じ健康のための行動なのに、片方はスーパーを3軒回れるほど頑張れる。
もう片方は、なかなか始められない。

この違いは何なのでしょう?

私は、その行動にどれだけ価値を感じているかが、大きく関係しているのではないかと思うんです。

続かないのは、意志が弱いから?


私たちは何かを続けられないと、

「私は意志が弱いから」
「面倒くさがりだから」
「どうせ三日坊主だから」

と考えがちです。

でも、本当にそうなのでしょうか?

もしかしたら、その行動にまだ十分な価値を感じられていないだけなのかもしれません。

たとえば、毎日のSNS投稿。

「発信しなきゃ」
「毎日投稿するべき」
「続けなければ結果が出ない」

そんなふうに考えていると、投稿すること自体が義務になってしまいます。

でも、

「自分の経験が誰かの役に立つかもしれない」
「今日の投稿から、新しい出会いが生まれるかもしれない」

そんなふうに感じられたら、どうでしょう?

同じSNS投稿でも、ちょっと違って見えてきませんか?

行動は同じでも、そこに感じる価値が変わると、取り組む気持ちも変わってくる。

私は、そんなふうに思っています。

「やらなきゃ」より「やってみたい」


私は、習慣化には価値観が大きく関係していると考えています。

たとえば散歩。

「健康のために毎日歩かなきゃ」
と思うと、なんだか義務のように感じます。

でも、

「朝の空気を吸うと気持ちいい」
「歩くと頭の中が整理される」
「好きな音楽を聴きながら、自分だけの時間を楽しめる」

そんなふうに感じられたら、どうでしょう?

「やらなきゃいけないこと」が「やってみたいこと」に変わるかもしれません。

私自身、毎朝の散歩と朝活を続けていますが、それも今では自分にとって大切な時間になっています。

もちろん、価値を感じていても、疲れていたり、気分が乗らなかったりする日もあります。

だから、価値観が変われば何でも簡単に続けられる、というわけではありません。

それでも、何かを習慣にしたいときには、

「なぜ、私はこれをやりたいんだろう?」
「これを続けることで、どんな未来が待っているんだろう?」

と、自分に問いかけてみることが大切だと思うのです。

そして、頭では価値がわかっているのに、なぜか行動できない。

そんなときは、「どうせ私にはできない」「頑張っても無駄」といった思い込みが、心のブレーキになっていることもあるかもしれません。

そんな心の抵抗を軽くする方法の一つとして、私は心のブロック解除もお伝えしています。

無理に自分を変えようとするのではなく、まずは自分の気持ちや価値観に目を向けてみる。

そこから、小さな変化が始まることもあると思うんです。

人生を変えるきっかけは、案外お金がかからない


人生を今より良くしたいと思ったとき、私たちはつい新しいものを探したくなります。

新しい教材。
新しい道具。
新しいサービス。

もちろん、それらが必要なときもあります。

でも、その前に、すでに知っていることの中にも、人生を良い方向へ動かすヒントがあるかもしれません。

部屋の一角を片付ける。
いつもより少し早く寝る。
5分だけ外を歩いてみる。
誰かに感謝の気持ちを伝える。

どれも小さなことです。

でも、そんな当たり前のことを一つずつ積み重ねていくことで、毎日の心地よさや、ものの見方が変わっていくこともあると思います。

そして、その小さな行動を続けるために大切なのは、ただ自分を頑張らせることではなく、自分にとっての価値を見つけることなのかもしれません。

高野豆腐を探してスーパーを3軒回った方のように、人は「これには価値がある」と思えば、思いがけない行動力を発揮することがあります。

だったら、その行動力を、毎日の小さな習慣にも向けられたら素敵ですよね。

自分と未来は変え放題。

その第一歩は、高価な何かを買うことではなく、今の暮らしの中にある小さな習慣かもしれません。

あなたにも、「良いとわかっているけれど、つい後回しにしていること」はありませんか?

それが自分にとってどんな良い未来につながるのか、ちょっと想像してみるのも面白そうですね。

今日もニコニコ元気。
幸せな心でありますように。

心笑(にこ)


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