「逆境の哲学②」~様々な事例に学ぶ「運」と「ツキ」と「節目」の研究~
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学び
(1)「運がいい人」と「運が悪い人」は確かにいる
②「運が悪い人」の中には「性格に現れる人」と「環境に遭遇する人」がいる
●「中途挫折する人」でも、「性格的に意志が弱い、優柔不断な人」もいれば、「そういう環境にばかりめぐり合わせる人」もいます。意志はむしろ強かったりするのに、誰が行っても倒産するような会社に不思議と出向する破目になったりするのです。
●トンネルの岩盤崩落事故のように、わざわざ車を飛ばして乗り遅れたバスに乗り込み、事故に遭遇した人もいれば、たまたまいつも乗っているバスにその日だけ遅刻して事故を免れた人もいます。あるいはジェットコースターでわざわざ席を譲ってあげて、事故に巻き込まれた人もいます。さらに予定していた飛行機に乗れなかったところ、その飛行機が墜落して助かったという人もいれば、ほぼ全員即死のような飛行機事故なのに命が助かった人もいます。
●「試験時期に運が下がるサイクルの人」は練習に強く、本番に弱い人の典型となります。毎年のように1月の旧共通一次試験(現共通テスト)で1000点満点中920点前後(東大、国公立大医学部レベル)を取りながら、3月の2次試験の時に体調を崩して、惨敗し続けた人もいます。
●「分かっちゃいるけど、やめられない」と言うように、「分かっていないから出来ない」場合よりも、「分かっているけど出来ない」場合の方が深刻です。「分かっていないから出来ない」なら、仕組み・理屈・筋道が分かればよいということになりますが、「分かっているけど出来ない」場合、例えば、中毒患者などもその害毒が分かっているわけで、単なる理解だけではどうしようもなく、現状分析、経緯分析、臨床事例、経過分析などによる「治療」が必要になるからです。
【ポイント】
「運が悪い」「このままじゃ自分はダメだ」と感じたら、徹底した「自己分析」を開始する必要があります。