インターネットの世界では「無料」というキャッチコピーを数多く見ます。
しかし、無料で何かを提供しても提供者は何も得をしない。
正確には無料で提供している側は無料で提供された人よりも得していることに気づかない人が想像以上に多いです。
得する人がいるから無料はなくならない
インターネットの世界は無料というキャッチコピーがあふれています。
しかし、無料で何かを提供してどんな特があるのでしょうか?
実際に無料で提供しても提供者は何も得るものはありません。
それでもインターネットの世界に無料というキャッチコピーがあふれているのは、無料で得する人がいるからです。
無料で得する人は誰でしょうか?
無料で何かを得た人でしょうか?
違います。
一番得をするのは無料で何かを提供した人です。
必ず無料で提供された人は、その対価を払っていますが、払っているという自覚がないので、無料で何かを得ることができたと満足します。
無料を提供する側は、提供された側のメールアドレス、名前、住所、電話番号などの個人情報を得ることで、莫大な得をえることができます。
個人情報は換金性が高い
例えば、無料で何かを得る場合にメールアドレスを提供したとします。
すると数日後には、メールアドレスを提供した人からメルマガが届きます。
そのメルマガには、無料で提供されたものよりもさらに欲しいもののことが書かれています。
なので、メルマガを解除することなく購読を続けます。
そして、ある時に高額な商品、サービスを案内するメルマガが届きます。
無料でメールアドレスを提供した人は、その時にはメルマガで案内された高額の商品やサービスを欲しくなっているので、購入する確率が高い。
よって、メルマガの読者は商品、サービスを購入するので最終的には無料で何かを提供した人が得をすることになります。
もちろん、購入した高額な商品、サービスに満足していれば、お互いが得したことになります。
しかし、金銭という意味では提供者が一番得したことになるのは明らかです。
だから、個人情報は換金性が高いということが言えます。
無料で得られるものは無料の価値しか無い
多くの人は無料で得られるものを得ることで、自身が得をしたと思います。
しかし、無料で得られるものの価値は無料に値する価値しかありません。
無料とセットで使われるキャッチコピーの1つに「有料級」という言葉があります。
この段階で無料には無料の価値しか無いということを提供者は暴露している訳ですが、有料のものが無料で得られると提供される側は錯覚します。
さらに、この「有料級」の「級」は有料の価値があるものではなく、有料と同等に近いものという意味になります。
つまり、「有料級」も実際には「有料」ではない無料≒有料級程度の価値しか無いことになります。
無料はいつまでいっても無料なので、無料分の価値しかありません。
何を得たい場合には、それ相当の対価が必要である、ということです。
無料ばかり集める人は、気付かないうちにいろいろなものを提供しています。
無料で提供された側は、実は一番無料で提供している側になっていますが、何も得るものは一生ありません。
だから、無料ほど高く付くものはない、ということになります。
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