「Alt(アルト)キーと〇〇押して、ショートカットすると、〇〇できるよ」
スタバでさ、若い子が彼氏?に向かってこう言ったのが聞こえたのだよ。
彼氏?の方が、「アルトキーって、オルトキーだろ。ダサいぞ」とキャッキャ言ってる。
まあ、若い二人を見てると微笑ましいことよ。ますますオッサンを自覚するね。
で、本題に入るが、実は僕はアルトキー派なので、多くの人から笑われる方だ。
まあ、自分で「英語はできませんー」と自認して公言しているし、笑われても別に痛くもかゆくもない。どうぞ笑ってくださいな、というスタンス。
自虐にはなるが、笑われて場が和むなら、それはそれで構わない。
舐められようが、馬鹿にされようが、個人的に実害がなければ、デール・カーネギーいわく、
「細い道で犬に出くわしたら、権利を主張して噛まれるより、犬に道を譲ったほうが賢明だ。たとえ犬を退治しても、噛まれた傷は治らない。」
みたいな話だったよな。
ん?リンカーンのエピソードをカーネギー先生が紹介したんだっけ。「人を動かす」の議論のあたりか、最後の方だった記憶があるけど…
ごめん、忘れた。
ということで、ニコニコしてるタイプなのだけどね、
顔には出さないけど、毒ガエルの心の中では以外と辛辣な見方をしてるよ(笑)。
そもそも、日本語の発音と英語の発音の仕方が違うんだから、「あ」でも「お」でも良いと思うんだよね。
まあ、わかるよ。「オルト」だってことは。
ただ、例えば経済評論家、英語でいうとエコノミスト、と呼ばれるね。
エコノミスト?おかしいよね?発音でいえば、エカナミストじゃないの?
英語の第2音節にアクセントが来る感じじゃなかった?だから「カ」に近い音になるはず。
「エコ」と呼ぶのは、日本語が「Economy(エコノミー)」という単語の頭を引っ張ってきているだけの勝手な都合だろうし。
日常で使う言葉で、Label(ラベル)だってそうだ。
英語だと「レイブル」。
「レッテルを貼る」という表現もあるけど、あれはオランダ語が起源じゃなかったっけ?たしか「Label」のオランダ語読みで「Letter」が語源だった…説…だったような気がする…。わからん。
じゃあ、次。
テーマもそうだな。英語だと「Theme(スィーム)」だろう。テーマってドイツ語読みだったんじゃなかったっけな。綴りもちょい違った気が…する。
あとヒエラルキーも、元々はドイツ語だ。英語は「ハイエラーキー」。
あとは、「この状況、カオス(Chaos)ですね。」という時の、カオス。これ英語だったら、「ケイアース」だよね。
ようやく収まったコロナでもそうだ。
Virus(ウイルス)英語なら「ヴァイアラス」だ。
ということで今日から『カオス』のこと『ケイアース』って呼んでくれよ。
『ワクチン』も『ヴァクスィーン』ね。それが正しい英語の発音だろう?
あ、そうだ。エネルギーもそうだよね。エネルギー(Energie)もドイツ語。英語ならエナジー(Energy)だ。
そうそう。「コーヒーくださーい。」ってコーヒーってなんだよ!発音の無視っぷりがすごくねえかあ?
英語で発音するなら、「カフィー(カーフィー)」に近いはず。
「コーヒーをカフィーって言わないなら、アルトを笑う権利はないんじゃねえのか!
この際だからよ、どんどん行こうか。
会社の名前も変だよ。
日本に進出してきてる、勢いに乗ってるコストコ(Costco)って何だ?コスコじゃね?
家具のイケア(IKEA)だって、英語なら「アイキア」でしょうよ。スウェーデン語なら「イケア」らしいけどね。
マネージャーも変だよ。
「〇〇マネージャーに報告してきます」って、仕事はマネジメント、部活はマネージャー。マネジャーじゃねえのか!
同じManageなのに、文脈で呼び方変える…。これもまたケイアース(カオス)だろう?
で、車もケイアース(カオス)だな。
車の「ハンドル」は和製英語。英語ならステアリング・ホイールだろう。ちなみにハンドルってドアノブ。
なので今日から「ステアリング・ホイールを右に切るぜ」って言おうね。
「ボンネット」vs「フード」も同じだよな。イギリスはボンネットで、米国はフードじゃなかったかな。
バックミラー?リアビューミラーだろ。
サイドブレーキ。MT乗りなら、「サイドブレーキ」って言う気がする。僕もそうだ。
英語にするとパーキングブレーキとかハンドブレーキだろ。これはAT全盛時代だから、まあ言うか。
あとは、なんだ。
フロントガラス?英語は "ウインドウシールド"(風を遮るもの)だ。「ガラス」なんて一言も言ってねえ。
ウィンカーにいたっては、"ターンシグナル" か "ブリンカー" だろう?
車の世界ですら、通じない言葉や複数の呼び方を許容しているじゃねえかよ。
あと変なのがさ、チョコレートとショコラだよ。
どっちもチョコじゃねえか!
チョコレートは英語で、ショコラはフランス語だよね。
なぜか「ショコラ」の方がちょっと高級でオシャレな響きに聞こえる
…聞こえるというか、ショコラの方が高級だと思ってるヤツ、多いよな…というか
別と思ってるヤツ多くねえか?…いや、そうでもない…いや、絶対、種類違うって思ってるやつ多いだろ!
もうさ、グダグダじゃねえかよ。もはや発音どころの話ではないわ。
PCのキーひとつで「オルトだろ」と言う世界じゃねえよ。
ルー大柴にでも、なれやって話だよ、本当。
あ、そうだ。
英語喋れない僕だけどね、自分の友人の一人が中学生時代から仲良くてね、
そのころから「海外で働く」って言って、見事に若くして海外で働き始めたんだ。もう向こうに20年くらいになるんだけど、ついこの前帰ってきてて会ったんだけど、
そいつはな、本当にルー大柴状態だったよ。
海外で長く生活していると、自然に日常単語が英語になっちゃうらしい。全員じゃないとはおもうけどさ。
「ほら、あの、キッチンにある、あの…あれだよ、ディッシュウォッシャー(食洗機)というかな、ああ、皿洗うやつ、の調子が悪くてさ……」
って言ってたわ…
おめえ、どんだけ日本語忘れてんのよ。ま、そうなるんだろうね。
ただまあ…
日本語で言えることを、あえて「アグリー(同意)」とか「フィジビリティ(実現可能性)」とか、難しい単語で、わざとらしく言うとき(あるいは人)は、
これは、マウントだと思ってる(笑)。
ルー大柴の「藪からスティック(藪から棒)」はギャグだけど、
海外経験長い人が「このプロジェクトのマージン(Margin)がさ…」って言うのは、彼らにとってそれが一番しっくりくる“音”になってるんだろうね。
でさ、最後にトドメをさしておくと、
この友人から聞いた話だけど、最近流行の「コストパフォーマンス」とか、「タイパ」だっけ?
英語では存在しないらしいよ。
本来は "Value for money"(価格に見合う価値)って言うんだってさ。
英語の "Performance" は「実績」や「性能」の意味で、「価格に見合う価値」とは別物らしい。
で、「タイパ(タイムパフォーマンス)」も英語にはない。って。
強いて言えば "Time efficiency"(時間効率)らしい。口語なら "Time's worth it" や "Bang for your time" みたいなもんだって。
「タイム」は英語、「パフォーマンス」も英語。
なのに、くっつけたら英語じゃねえ。
もちろん、帰国子女じゃない友人の話だから正確性は保証できないけどさ。
つまり、オルトにこだわる一方で、存在しない英語を平気で作るわ(和製英語)、存在しない英語を(英語っぽく)使うわ、都合が良すぎるって話だよ。
おいおい、都合のいいときだけ英語のフリをするなよー。
つまりさ、「都合のいいときだけ英語のフリをする」ってのが今のカタカナ語の正体なんだよね。
日本のカタカナ語ってさ、よく考えると「英語・ドイツ語・オランダ語・ラテン語」がごちゃ混ぜになったガラパゴス言語すぎねえか?
…というか、言ったもん勝ちというか、日本人が言いやすいヤツ採用してるだろ?
マジでケイアースだぜ。
なのでな、Altだけ英語に忠実になれ(オルトと言え)と強要するのは、歴史的に見てもナンセンスじゃないの。
コスパだのタイパだの、英語でもない言葉を使ってるヤツ(日本人に)、「アルトかオルトか」なんて議論する資格あるのか?って話よ。
それこそ時間の無駄、タイパが悪いんじゃないの?(笑)
まあ、英語喋れるヤツはそんな恥ずかしい英語つかわねぇか。
まったく。発音は適当、意味も勝手に変える、存在しない言葉も作る。
めちゃくちゃなルールを勝手に作って、正しいかどうかも考えない。
だったらさ、もう、ルー大柴になろうよ!
ノー(いやー)、コロナヴァイアラスがセトル・ダウン(収まって)してさ、アイキアにゴーして、カフィーをドリンキングしてたんだ。
ベリー・デリシャスだったんだけど、セーキーがドリンキングしたくなってな。
ゴー・ホームしてたらよ、ミステイクしてターン・ライトをやっちまってさ、ファミリーがケイアースになって……
言えよ?
イングリッシュがスピークできないミーに、クオリフィケーション(資格)がないって?
アンダースタンド(了解)だ。イフ(だったら)、43歳からアイル・ドゥー・イット・オーバーだぜ。
ア、イングリッシュ圏じゃパス(通じる)しないか(笑)
ア、プロナンシエーション(発音)がディファレント(違う)? メンゴメンゴ(笑)
まあ、ブレインがロット(腐ってる)なのは、ノー・ダウト(間違いない)だろうけどね。
ホワット? オリジナルからヘッド(頭)がバッドだって?
オー、アンダースタンド(分かっている)してるよ。アイム・ナット・ナチュラリー・スマートだからな。
セルフ・アウェアネスがあるから、ノー・プロブレムだよ!
追伸
まあ、僕はド田舎出身で、周りも英語なんて喋れねーヤローばっかりだったし、そこでは「アルトキー」と呼ぶのがスタンダードだった。
むしろ、日本では長らくそう呼ばれてきた歴史があるんじゃねえか?ない?
子どもの頃に読んだ雑誌にも「ALT(アルト)」って書いてあった気がするし……いや、それは僕の記憶違い…か。出版社に失礼だな。まあ、いいや。
さて。前回、「フィーリング(Feeling)」に逃げるんじゃなくて、「 Being(状態)」と「Doing(行動)」で返していこうぜ、なんて格好つけた手前……
この「心の毒ガエル」が思っている「Think(思考)」を、そのまま「Say(発言)」してしまうと、スタバの空気がマイナス30度くらいまで凍りつくのは、43年も生きてればさすがにわかる。
だから僕は、これからもスタバで若い子たちが「オルトだよ、ダサいなー(笑)」なんてキャッキャしている横で、
もし会話に入られたならーー
「いやー、僕はアホだから知らなかったよー、勉強になったわぁ。サンキューな!」
と、満面の笑みで「アルト派」の看板を掲げ続けようと思う。
これこそが、僕なりの「大人のタイパ(対人パフォーマンス)」ってやつだ。
自分のプライド(笑)を守るために、相手の「オルト・マウント」を論破して場の空気を壊すくらいなら、
さっさと「ダサいオッサン」のラベルを貼らせてやって、平和にカフィーを飲み干す方が、よっぽど効率的だからな。
まあ、もし僕の脳内の戦略家たちにこのことを報告したら、
カエサルには「敵を懐柔するのも戦術だ」と苦笑いされ、孫子には「戦わずして勝つ(=場を収める)のが最善だ」と頷いてもらえるはずだ。
……たぶんな。
ということで、今日も「アルト」な気分で、最高の「Doing」を積み上げていこうぜ。
「Here we go ! (行くぞ、野郎ども!)」
あ、これもルー大柴か(笑)
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